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第4章 夏の過ごし方

相田side


この女って～・・・・。


マジクソ・・・舐めきってる。


俺は席を立って向こう側まで行き・・・香菜の腕を掴み・・・。


「丸顔女ッ！！！ちょっと来いッ！！！」


「ちょっとぉっ！！マジセクハラなんですけど～ッ！！！」


・・・・・・。


何度も言うけど？？？


お前にセクハラするほど～・・・。


困ってませんよ？？？



ギャーギャー騒ぐ香菜を連れてオフィスを出て・・・香菜を引きずりながら奥のミーティングルームへ。



「もぉ～ッ！！！マジで痛いってばーーーーッ！！休暇いらないからもう許してッ！！！」


ドカッとドアを開け香菜を放り投げ・・・。


パタンとドアを閉めた。


香菜は転びそうになりながらも堪えて・・・俺を睨みつけてきた(笑)(笑)


「なにその生意気な顔ッ！！！(笑)何か予定あんの？」


別に休暇をやらないと言ってるわけじゃない。


俺が腕を組み言うと・・・。


香菜は髪を直し・・・。


「・・・予定はないけど～・・・予定入れたいだけ・・・。」


・・・・・・。


「なにそれ？？(笑)・・・旦那休みなの？」


香菜は俺をチラッと見て・・・。


「・・・知らないッ！！帰ってこないし・・マメと犬OKの宿でも行って～‥のんびりしようかなって思っただけだってば！！」



・・・・・・・。