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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第33章 君の隣に居たい
相田君は・・・・。
ごめんと言った。
それは他の人と過ごしてごめん???
ちゃんと向き合えなくてごめん???
最初から向き合ってなんかいなかった。
ただ、
お互いが今の生活に納得いかなくて、
寂しくて・・・。
寂しい者同士が一緒に居ただけよ。
なのに何でだろう。
相田君が他の人と過ごしたという事実を知った。
それだけで
なんか
もう私はやっぱり・・・・・。
ダメな奴だったとそれも確信した気がしたの。
居酒屋を出て奥の喫煙ブースでアイコスを吸う宮君が見えたけど、
今どんな顔をして宮君と一緒に帰ることが出来るの???
急いで居酒屋が入るビルを出て・・・走って駅に向かった。
なんかもう・・・。
恋とか・・ドキドキとか・・・結婚とか・・・・。
もうどうでもいい気がする。
40手前で自分がダメだという事に気づかされ・・・・。
もう・・・。
無理。