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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第33章 君の隣に居たい
私は何処までバカなんだろう・・・・。
ガシャーーン・・・と・・・棚に置いてあった写真立てが落ち・・・その上に携帯が落ちた・・・・。
結局・・・。
自分で掃除しないといけないのにね。
・・・・・・・。
ゆっくり立ち上がり、割れた写真立てを拾うと・・・・・。
プルルルル・・・・。
と・・・。
携帯が鳴った。
・・・・・・・。
「もし・・・もし・・・・・」
・・・・・・・。
『香菜????』
・・・・・・・・宮君ってさ・・・・・・・。
超能力あるのかな・・・・・・。
『・・・もうそろそろ~・・・・、俺の手が恋しくなったんじゃないかって・・・・』
・・・・・・・ッ・・・・・・・
私って・・・・。
やっぱりバカだった。
割れた写真立ての前にしゃがみ込み・・・・・。
涙を堪えると・・・・。
喉の奥から変な声が出るの。
「宮く・・・ッ・・・・・・」
やっぱり駄目だったの。
この家に・・・。
一人で居るのは・・・・。
辛すぎる・・・・・。