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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第33章 君の隣に居たい
宮本side
俺はホテルの部屋を直ぐに出て・・・・。
車で香菜の家の方に向かった。
なんで・・・。
ここまでするかって????
香菜が・・・・。
泣いてるから。
俺の・・・・。
大好きな香菜が・・・。
泣いてるから。
香菜が俺を見てくれてなくてもいい。
いつか・・・・。
俺を見てくれるよう・・・・。
頑張るから。
15分ほどで香菜の家の近くのコンビニに車を止め・・・・。
あまり近くに行ったら迷惑だとは思ったけど・・・心配で、香菜がいつも歩いていく方向に・・・向かって歩いた。
一軒家が並ぶ大通りから一本入った道。
閑静な・・・住宅地だ・・・・。
その奥から・・・。
ゴロゴロとスーツケースを引きながらヨタヨタ歩いてくる・・・・。
香菜・・・・。
目を手の甲で擦り・・・。
一回脚を止めこっちを見て・・・・。
また目を擦ったんだ。