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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第33章 君の隣に居たい
香菜side
もう・・・。
ダメだった。
あの思い出がたくさん詰まった家で・・・一人で居るのは・・・。
ダメだったの。
スーツケースを引き、道を歩いていると・・・・。
少し先に・・・・。
宮君の姿・・・・。
宮君を見たら急にまた胸が痛くなって・・・涙が零れた。
悲しくないのに・・・・。
もうどうでも良いのに・・・。
何で涙が出るの?????
早歩きで・・・近づいてくる足音・・・・。
それは宮君のモノだって・・・・分かってる・・・・。
その足音は・・・私の目の前まで来ると止まり・・・・・・・。
顔を上げると・・・・。
宮君は私が宮君の顔を確認する・・・前に・・・・・。
私の首に腕を回し・・・・。
抱きしめてくれた・・・・。
「ごめ・・・っ///////宮君ごめんなさ・・・」
そう言って・・宮君の上着を掴んだ・・・。
宮君は更に力を込めて・・・抱きしめてくれたの・・・・。
「・・・宮・・・くっ・・・////////」
「香菜の・・・傍に居たい・・・・」
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