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女子大生 紗季 初めての絶頂
第4章 一人遊戯
甘く疼く身体を、ベッドに横たえる紗季。
障子で分けた和室の隣部屋には、既に祖母が在室している。
夏の暑い盛り、Tシャツにショーツだけの紗季・・
数多いるファンの男どもが観たら、垂涎の寝姿。

普段は直ぐに寝入る紗季だが、今日は寝付けない。
火照りが鎮まらず、奥底から響く甘く切ない疼き・・
壁のカレンダーに眼をやる、明後日に小さなハートマーク。
紗季が決めた、自分へのご褒美の日・・

性に目覚めた中学3年の時、祖母に約束させられた、月に一度だけの悦びを許された日・・
その日だけは、何処に行くのか? 翌朝まで帰らない祖母。

いつもなら、テニスや僅かのワインでやり過ごして来た紗季。
清楚な雰囲気で愛らしい顔とは裏腹に、人一倍、見事に成熟し敏感な身体と、誰も想像しない性欲・・
脳裏によぎる、精悍な明の顔と、爽やかな順の表情・・

だぶだぶのTシャツの上から、掌でそっと乳首を撫でる紗季。
予想を遥かに超えた快感に仰け反り、慌てて手を放した。
(どう、しよう・・? 紗季、我慢、出来ないよぉ〜)
自分では気付かないが、夏掛けに籠る、興奮した女の性臭・・

深い溜息を吐き出し、暗がりの中でTシャツを脱ぎ捨てた。
右腕を左手で押さえて上に持ち上げる。
瞼に浮かぶ順の顔・・
顔を横に向け、腋の窪みに鼻を寄せた紗季。
まだ触れてもいないのに、既に淫汁が滲み出し、粘ついた窪み。
(うっ・・す、酸っぱい・・)
誰でも自分の体臭には鈍感だが、それを凌ぐ、紗季の匂い・・

(ココを順がっ・・また、な、舐めて、欲しい・・)
懸命に舌を伸ばし、自らの窪みを慰める紗季。




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