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会えたから
第22章 運命の夏
リキ登場

「「「うぃ~~す」」」

「OUI!」

テーブル席は4席。私は「私、カウンター行くわ」と席を立った

そこへすかさずリキが座り、膝をぽんぽん!と叩いた

3B「ミオちゃんはリキの上!」

ミオ「いやいやいやいや!!!重たいし」

リキ「大丈夫鍛えてるから」

ミオ「いや~~膝はダメっしょ?」

リキ「いいじゃん。気にすんなって」

ミオ「しのびね~~な~~~」

3B「「「かまわんよ~~」」」

という、なりゆきでリキに座り、リキは落ちないように私の腰へ手を回す。
3Bは何事もなかったように喋り、飲む。という不思議な図が生まれた

リキ「オマエケツ尖りすぎ!」

ミオ「だからカウンター。。。」

3B「じゃ、オレんとこ!!」

リキ「バーカ!」っと動くなよ~~

ミオ「だって不安定だし、対面座位みたいに座ったらオカシイでしょ?」

4人「「「「・・・\\\\」」テレまくり

沈黙を破ったのはリキ「オマエ、そういうこと言うなよ~~」

ミオ「なんで?」

3B「あっくんがそういうの好きなの?とか想像しちゃうじゃん?」

ミオ「え??そうなの??てか、リキ子とか言われてる時点で女子じゃないんじゃないの?」

3B「ミオは女子じゃん!女子はそういうこと言っちゃだめなの」

ミオ「ごめんなさい」

3B「でも、そういうの言っちゃうところがリキ子だよな~~」

3B「確かに!!」

3B「オレ、対面座位得意だよ」

リキ「オマエの性癖とかいらねーんだよ!」

・・・まぁ終始こんな感じでバカばかり
これが紳士か?と言われれば違うかもしれないけど、さりげない気遣いとかがやっぱり同年代と違った

私も皆に見えないように腰に回されたリキの手を時々なでたり、リキも時々私の髪を耳に掛けたり、コソっとイチャイチャしていた。

不思議な距離感の私たち。。。
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