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会えたから
第5章 夏休み。それは。。
負の感情に完全に飲み込まれているウジウジモードの私

ノリちゃんに相談する
「ねえ、ノリちゃん?私達って付き合ってるのかな?」

「でしょ。キャンプファイアーもリョウから来たじゃん?」

「でもね、一緒に帰ってるだけなんだよ。なーーんにもない。」

「電話は?」

「ない」

「リョウはミオしか見えてないと思うけどなー」

「あのね、私みたいなゴマでなくてもさーー、ユカリみたいな美女とかー他校の子とかいるじゃん?」

「他校は無いわ」

「試合の時とかさ。声かけられてるでしょ?」

「声はかけられまくってるね。」

「ほらっ」

「でもーー、手紙とかプレゼントとかぜーんぶ、断ってるよ?ほぼ目も合わせない」

「ほんと?」顔がニヤける

「ふふっ。ミオはすっかりリョウの事が好きになったんだね?」笑っている

「笑わないでよー」

「ヤスに相談してみたら?」ニヤニヤ

ヤスに相談すると、ヤスもニヤニヤ
「分かったよ。リョウには上手いこと言っとく」

この時の二人のニヤニヤの訳を知るのはずっと先の事

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