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会えたから
第5章 夏休み。それは。。
立ち上がった時、息を切らせたリョウ君が帰ってきた
「これ、救護室で貰ってきた」手には絆創膏
「このために?」
「痛いと帰れないでしょ?足出して」
「自分でできるよ」
「浴衣だから、崩れたらダメじゃん?ほらっ!足出して」血塗れの足に絆創膏を貼ってくれた
「急がないとね。足、痛かったらすぐ言えよ?」そう言って手を繋がれた
ドキドキドキドキドキドキ
初めて、男の子と手を繋いでいる。
大きな手、長い指。
彼氏になった。と思った途端にもう、手を繋いでいる。
ドキドキドキドキドキドキ
「家まで送るよ」
「それはいいよ」
「何で?」
「バレー部と来てることになってるから。」
「ふーーーーん。。」不満そう
「デートだと出してもらえないから」
「バレー部だって男じゃん」
「バレー部ならヤスがいるから」
「ヤスはいいの?ムカツク」
「ごめん」
「だから、謝るなって。俺もヤスくらい信用されたらいいってことだ。今度挨拶行っていい?」
「うん」
結局、家の近くまで送ってもらって帰宅した
「これ、救護室で貰ってきた」手には絆創膏
「このために?」
「痛いと帰れないでしょ?足出して」
「自分でできるよ」
「浴衣だから、崩れたらダメじゃん?ほらっ!足出して」血塗れの足に絆創膏を貼ってくれた
「急がないとね。足、痛かったらすぐ言えよ?」そう言って手を繋がれた
ドキドキドキドキドキドキ
初めて、男の子と手を繋いでいる。
大きな手、長い指。
彼氏になった。と思った途端にもう、手を繋いでいる。
ドキドキドキドキドキドキ
「家まで送るよ」
「それはいいよ」
「何で?」
「バレー部と来てることになってるから。」
「ふーーーーん。。」不満そう
「デートだと出してもらえないから」
「バレー部だって男じゃん」
「バレー部ならヤスがいるから」
「ヤスはいいの?ムカツク」
「ごめん」
「だから、謝るなって。俺もヤスくらい信用されたらいいってことだ。今度挨拶行っていい?」
「うん」
結局、家の近くまで送ってもらって帰宅した