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会えたから
第7章 天敵
体育祭という名のドラマ。

リョウもヤスも大活躍!
女子がキャーキャー言っていた

私の競技は100メートル走!

普段から球技音痴だし、長距離は苦手なので、運動は苦手な残念な子!という立ち位置を確立していた私
なにせ、球技大会で、あまりのポンコツぶりに、「ミオはコートの外で見てて!」とクビになった伝説の持ち主だ

実は、短距離だけは得意!すぐゴールだから、全力で行ける

並み居る陸上部を押しのけて予選を勝ち上がり、決勝に進んだ。
決勝は各学年2名ずつの6人で競う
私以外は全員陸上部。スタート前にリョウを見たら、ヤスと二人で親指を上げてくれた。笑顔で私もサムアップ!

号砲が鳴る。スタートは完璧。ここでイケル!!と確信!
50センチほどの大差をつけて優勝!!
何かで1位になるなんて初めて!!!

戻ってくると「お前、スゴイな!」とヤスとリョウがハグしてくれた。
リョウは「お前は触るな!!」なんて言ってたけど笑

バレー部顧問の圭太には「松田、今まで体育サボってただろ?」と笑いながら言われ、陸上部と仲が悪かったノリちゃんは大喜び!!

いい気分でノリちゃんと並んで座る

すると、後ろにブルが。。。睨みつけるノリちゃん
「陸上部に勝って、ヤスとリョウにちやほやされてるからって調子に乗るなよ」

ノリちゃんは、すかさず言い返す「ウルセーー!!チヤホヤされて何が悪い!実力で陸上部に勝ったんだからテメーにあーだこーだ言われる筋合いはないわ!!!」

私はコソっと教務主任を呼びに行く

「先生に対してどういう口のきき方だ!!」

「優勝した生徒一人一人に『調子に乗るな』って言って回ってんのかよ!」
「なんだと?」

一触即発の空気の中、教務主任の先生の のんびりした声が。。。

「どうかしましたか?」

「いえ」急に黙るブル

「ミオが優勝したからって調子に乗るな!ってわざわざ言いに来たんです!!」ノリちゃんは怯まない

「ブル先生、せっかく松田さんが優勝したんですから。「おめでとう」ってことですか?松田さん、こんな才能があったとは知りませんでしたよ」とブルを連れて戻って行った

「マジムカツク!!アイツマジ、シケイ!!」ノリちゃんはまだ怒っていた

私たちが揉めているのを見て、リョウが来てくれた

リョウがいると態度が豹変するブル。

最後までノリちゃんと私の傍にいてくれた
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