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ディープフォレスト
第4章 言霊


遠くまで
一望出来る場所から
見下ろすのは

緑が豊かな森と
その向こうに続く
腐った大地。


広大な世界の
その大半が澱み

腐敗の闇が広がっている。


「私たちが生きていけるのはここだけなの。フォレスト様が守ってくれるこの森でしか」


哀しい目をした
エバーが
アキトに寄りかかり

じんわりと
体温が伝わって来る。


「昔、世界は滅んでしまったけれど、ここだけがフォレスト様に救われ、私たちだけが今も生きているって。大婆様が言っていたわ」


アキトは
言葉も返せずに
ただ
涙が溢れるのを感じていた。


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