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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
鏡越しに見つめられ、吸い込まれそうな眼差しに耐え切れず目を伏せる。
愛先輩の言葉を聞いた智広は、なぜか彼女との間に見えない壁が立ちはだかっているような感覚を覚えた。
八年という長い歳月がそう感じさせるのだろうか。
「愛先輩も見違えました。陸上をやってる時はどちらかというと健康的な感じだったけど、今は髪も伸びてすごく可愛い女性になりました。たぶん街中ですれ違ってもわからないと思います」
いきなり掌に熱を感じた。
どうやら愛先輩に手を握られたらしい。
それを認識した瞬間、心臓が激しくバウンドし、口から内臓が飛び出しそうだった。
九十分という長時間をこの身体が持ち堪えられるのか心配になる。
愛先輩の言葉を聞いた智広は、なぜか彼女との間に見えない壁が立ちはだかっているような感覚を覚えた。
八年という長い歳月がそう感じさせるのだろうか。
「愛先輩も見違えました。陸上をやってる時はどちらかというと健康的な感じだったけど、今は髪も伸びてすごく可愛い女性になりました。たぶん街中ですれ違ってもわからないと思います」
いきなり掌に熱を感じた。
どうやら愛先輩に手を握られたらしい。
それを認識した瞬間、心臓が激しくバウンドし、口から内臓が飛び出しそうだった。
九十分という長時間をこの身体が持ち堪えられるのか心配になる。