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第13章 〜別離〜

私は一応、以前、Uが郁美を○公園で緊縛調教したときに遠くから撮った画像を3枚ほど用意していた。

画像は、郁美が朝礼台のようなものの上で全裸で緊縛されているもの。

全裸で緊縛された郁美が、Uにペニスを挿入されているシーンを撮ったもの。

郁美とUが手をつないで、○公園の駐車場を歩いているもの。

この3枚だ。

私は、郁美にこの3枚の写真を見せた。

「いやぁぁぁ！！！」

「どうして？！！」

「なんで？！！」

郁美は悲鳴に似た叫び声を発すると顔を真っ赤にして両手で顔を覆い、うつむいてしまった。

そして、大粒の涙を流しながらぶるぶると震えていた。

こんなことをすれば、郁美がどんな反応をするか、想像はしていた。

郁美の反応は、ある程度予想通りだったが、必要とはいえ、やはり見ているのが辛くなるようなものだった。

しばらくはどう声をかけようかと考えながら、ただ泣いている郁美を見守るしかなかった。

「....さい......ごめんなさい。」

やっと思いで声を絞り出したのだろう。

郁美はただ「ごめんなさい」を繰り返した。