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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第14章 〜不愉快な訪問者、郁美へのささやかな贈りもの〜
パソコンを起動し、郁美が全裸で緊縛されている画像を1枚プリントアウトした。

そして、引き出しに入っていたICレコーダーの電源を入れ、叔父に気付かれないように電子レンジの上に置く。

さて、準備は整った。

次に、叔父に画像をプリントアウトしたものを叩きつける。


「よーく見てみな。誰だかわかるかい?」

叔父
「なんだ?んん?....郁美....か....?
なんでこんな....」


「なんでじゃねーよ。」

私はこらえきれず、叔父の胸ぐらをつかんだ。

「あんたが郁美をこんな風にしたんだろ?」

「あんたも郁美が子どものころにこんなこと散々してきたじゃねーか!」

叔父
「なっ、....なんの話だ!!」


「丁寧に言わないとわかりませんか?」

「小学生の頃から数年間、あなたが郁美に性的虐待を加えていた話ですよ。」

「実の娘の早紀さんを玩具にしてたのに飽きたらずね。」

「早紀さんのことは知らねーよ。」

「親子でよくやるなーって気持ち悪くなるけどね。」

「ただ、郁美はどうすんだ?」

「あんたのせいで、郁美の性癖はねじ曲がっちまったぜ?写真の通りだ。」

叔父は、私がつかんでいた胸ぐらを離して軽く胸元を突き押すと、ヨロヨロとソファに崩れた。
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