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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第4章 痛みの問題
 今は、冬です。
 いくらこの地が温暖とは言え、裸で何もしないで居ると冷えてしまう程度には、気温は低いのです。酒も人肌より冷たいでしょう。
 冷たい液体を繊細なローゼルの敏感な場所に突然垂らす様な乱暴な真似が、出来るでしょうか。
 ビスカスは少しの間、躊躇いました。
 その時、身動ぎしたローゼルが、切なげな声を上げました。

「ビスカス、どこ……?……きて……」

 ビスカスは耳から入った音に、ぶん殴られました。
 以前も「きて」と言われた事が有りましたが、その時の様な「着て」ではなく、今回は正真正銘の「来て」でしょう。

(『お前は飲むな。舐める位にしとけ』)

 サクナの言葉をちらっと頭に過らせながらも、ビスカスは思い切って酒を口に含みました。

「え?……あ、やん、また、舐……えっ?あ、」

 ビスカスは口に含んで温まった酒をそこに垂らして、舌で潤みと共に擦り付け、ぬるりと押し込み、尖りを舐めながら、ぬめりを纏わせた指で襞の縁を優しくなぞって、丁寧に塗り込みました。

「あ?!……っあ、あ、っあぁぁん!」

 怪しい酒のせいなのでしょうか。最初は昨日と変わらなかったローゼルの反応は、次第に激しくなっていきました。

「お嬢様、大丈夫ですか」 
「っ、へんっ、へんなのっ、きもちいいのっ、がまんっ、できないっ……」

 喘ぎながら悶えるローゼルの中に指を入れてみると、先程までとは様子が変わっておりました。ビスカスの指を柔らかく飲み込む様に迎え入れ、誘う様に蠢いています。

「すっげえ……入れてぇ……」
「んっ……いれて……きて、ビスカスっ……」

 昨日の様にくちゅりとお互いを触れ合わせると、ローゼルの目が既に知っている快感への期待に潤みました。

「あ……」
「お嬢様、失礼っ」
「っあ!あっ……んっ……んんっ」

 突っ込みたくなるのを歯を食いしばって抑えながらじりじり進むと、ローゼルの体に、きゅっと力が入りました。

「……痛ぇですか?」
「うぅん、ん、んっ、ん」

 ローゼルはぎゅっと目を閉じて、ビスカスの言葉にただただ首を振りました。
 ビスカスは酒をほんの少し口に含むと、ローゼルの唇に唇を重ねて、舌を絡ませこくりと喉に送り込みました。それから爪が掌に刺さりそうな程ぎゅっと握り締めていた手を開かせて、自分の腕を掴ませました。
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