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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第1章 初夜の問題

「ふふっ。良かった……もんのすげえ可愛いわね?ビスカス」
「はあっ!?」

 ビスカスは自分の口真似をしたローゼルを見て目を剥くと、再びがっくり項垂れました。

「お嬢様……それ、俺にゃあ褒め言葉じゃありゃあせんぜ……初めての男の思わぬ事後の傷口をえぐ……っ!」

 落ち込んでいた自分を包む温かい空気に、ビスカスは顔を上げ、目の前に有るものを見て驚愕しました。崇拝しているローゼルの胸が、目の前に有ったのです。自分がローゼルに抱かれている事に気付き、ビスカスは固まりました。

「ビスカス、大好き……」
「おっ嬢様っ?!」
「……私も、すごく、気持ち良かったの……」
「!!!!!!」

 ビスカスはしばらく頭が真っ白になりましたが、はっと立ち直ってローゼルを抱き締め、胸の谷間に口づけながら言いました。

「お嬢様?」
「なあに?」
「もっかい……今度ぁちゃんとヤッてみても、良いですか?」
「え?」
「や……ちょっと……こんな有り様で」
「あ」

 ローゼルは脚の辺りにビスカスの体を押し付けられて、ぴくりとしました。
 そこには、さっきまでビスカスの態度と同様にしゅんとしていた物が、またむくりと立ち上がっている感触が有りました。

「分かったわ。私も……して欲しい……」
「お嬢様!!……あ、でも、念の為にもう触らねーで下せぇね?」
「分かったわ、触らな……ぁん!」
「あ!」

 ビスカスは体をずらそうとして、ローゼルの脇腹を指で掠めてしまいました。
 そこは、普段ローゼルが不用意に触られることを好まない場所なのです。

「わわ、すいやせん!」
「んっ……気持ち、」
「うわっ!気持ち悪かったですかっ……?!」

 ビスカスは、あたふたしました。
 ローゼルは従兄弟と見合いをしていたものの、乱暴に扱われる事に耐えられなくなって、破談を申し出たのです。その時に従兄弟にされた事について、ローゼルは、痛かったり、怖かったり、気持悪かったりしたのだと言っておりました。
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