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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第7章 大きさの問題
意見が一致した以上、侍女に断りを入れねばなりません。声掛けを無視して、お嬢様行方不明騒動になったりしても困ります。
酒と快感に酔っ払っているローゼルに、まともな返事は出来ないでしょう。ビスカスが返事をするしか有りません。
その間ローゼルには、喘いだり強請ったり良がったり半泣きになったりせず、静かになさって頂きたいものです。先程から意味のある言葉を発しなくなったローゼルに黙っていて貰うには、どうしたら良いでしょう。
ローゼルは従兄弟に手で口を塞がれて具合いが悪くなり、倒れた事が有りました。そんな酷い扱いは、絶対にしたく有りません。ビスカスが返事をしなくてはいけないので、唇で塞ぐ訳にも参りません。
「……リュリュ?口開けて」
ビスカスは、小声でローゼルに囁きました。
「んぁ……」
「……咥えて」
素直に開いた濡れた花弁の様な唇の隙間に、指を軽く差し入れました。
「んむ……」
「リュリュのおっぱいにして欲しいこと、やってみせて……俺に、教えて下せえ」
「ん」
ローゼルは素直に頷いて、指をちゅっと吸いました。
「あの、お嬢様?」
「あー、すいやせんっ!!今、お嬢様ぁ取り込み中でしてっ!……ぅ」
「っん……っん……ん……ぁ……」
「……っ!」
ビスカスが扉に向かって叫ぶ間にも取り込み中のローゼルは、恍惚とした表情でビスカスの指を慈しんでおりました。ちゅうちゅうと吸い、舌で撫で、口を軽く開いてぺろぺろと舐め上げられる度に、ビスカスの背にぞくぞくとした物が走りました。ビスカスが反応すると繋がっているローゼルの体もびくんびくんと震え、それが更にビスカスを煽り立てました。
(しまった、クッソ辛ぇよ……!何の拷問だよ!)
「……申し訳っ、ねーんですけどっ!……また後で来て……や、今酔っ払ってらっしゃいやすから、イケるよーになったらイキやすけど無理そうならこのままお休み頂きやすんで!すいやせんけどお嬢様の事ぁ放っといて頂けると非常に助かりやすっ!以上っ!!」
「ぁん、ビスカスっ……んっ……ぅん…」
ビスカスは扉に向かってそう叫ぶと、もうそちらには構わない事に決め、名を呼んで高く声を上げかけたローゼルの口を、今度こそ唇で塞ぎました。