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セイドレイ【完結】
第16章 初恋
「──さ、しゃぶって綺麗にしてくれ。ここじゃティッシュがねぇからなぁ」
本山は、射精したばかりの肉棒で亜美の口をつつく。
亜美は本山の前にひざまづき、自身の愛液にまみれた肉棒を口に含んだ。
「──で、あの婆さんとはどこで知り合った?スマホのこと急に言い出すから、俺のほうがびっくりしちまったじゃねぇか」
本山はお掃除フェラをさせながら、先週のことについて亜美にたずねた。
「ンッ…ンハッ……た、たまたま、道で転んでるところを介抱したんです。それで仲良くなって…。で、隠し場所に困っていたんで、お願いして…ンッ!んんっ…」
「ほーう?お前ほんと大したタマだな。利用できるもんは年寄りだろうが教師だろうが利用するなんてなぁ」
「そ…そんな言い方…!ングッ…!ンンンンッ!!」
「ケッ。なぁに、冗談だよ。まぁ、バレなきゃいい。で、水野はなんなんだ?どうしてあそこにいた?」
「ンッ…そ、それも…たまたま、帰る方向が同じで…」
「──ふん。まぁ好きにすりゃいいが」
「そっ、それより…先生こそなんであそこにいたんです?」
「あー…言わなかったか?変質者が出たから見回り…」
「嘘…ですよね?それに、奉仕活動だなんて言って…。もし先生とのこと、水野くんに怪しまれたらどうするつもりなんです??」
亜美は本山を睨みつけ、問い詰める。
「あーはいはい。先生が悪かったって!もういいからしゃぶってくれ──」
しかし亜美は口を開けようとせず、本山を睨みつづける。
気負けしたのか、本山は「コホン」と咳払いをすると、先週のことについてしぶしぶ話しはじめた。
「──まぁ…俺もちょっと不安だったんだよ。スマホ。だから、どこに隠してるのか気になってお前のあとをつけた。すまん。で、水野のことは、単純におもしろそうだっただけだ」
「おもしろ…い?」
「ああ…。お前、ひょっとして気づいてないんか?水野はお前に惚れてるぞ、ありゃ」
「ほっ…惚れてるって……そ、そんなことどうして先生に分かるんです?大体、水野くんと私は先週初めて会ったばかりなんですよ??」
先ほどまでの表情とはうって変わり、亜美は動揺しつつも頬を赤らめているようだった。