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セイドレイ【完結】
第17章 自由
その夜──地下室では、今宵も宴が開かれていた。
つい数時間前、恋人に愛をささやき、接吻を交わした亜美の口には、違う男のペニスがあてがわれている。
黒く太い獰猛なその肉棒はむせ返るような雄の臭いを放ち、仰向けになった亜美の喉奥を容赦なく犯していた。
今日の客が選んだコスチュームは、スクール水着だ。
実際に亜美が学校で着用しているものと知り、たいそう興奮しているようだ。
胸の辺りに縫い付けられた「高崎」という名札が妙に生々しい。
カラダにぴったりとフィットした紺色の水着は、亜美のボディラインを嫌でも強調してしまう。
「──さ~て。今日のお楽しみといきますか~」
客はハサミを取り出し、亜美の顔の前で「チョキチョキ」と鳴らして見せる。
「イッ…イヤッ……」
「ウヒヒッ…怖い~?怖いよね~?怖がる顔もたまんないなぁ~」
客はそのハサミで、ピンと隆起した乳首部分の布を切り抜いていく。
「こら、じっとしてなきゃダメじゃないか~。動いたら乳首切っちゃうよ~?」
切り抜かれた穴から、2つの乳首が顔を出した。
「こんなに乳首ピン立ちさせちゃって~。さては感じてるなぁ?そんなエッチなコにはおしおきしなきゃなぁ~」
客は穴から覗く乳首に、鈴付きのニップルクリップを装着する。
そして今度は、女性器の部分にハサミを入れた。
「ジャギッ、ジャギッ…」と、わざとらしくゆっくり切り込んでいく。
冷たいハサミの表面が大陰唇に触れ、亜美は鳥肌を立てていた。
「──よ~し、これで丸見えだぁ!亜美ちゃんの危険日おマンコ!」
すると客は前戯もないまま、血管の浮き出た肉棒を亜美の膣穴へと挿入し、ケダモノのように乱雑なピストンを開始する。
そのリズムに合わせ、乳首の鈴が「チリンチリン」と音を鳴らす──。
「うあぁっ!!気持ちいいぃ!!気持ちいいいいっ…!!亜美ちゃんのおマンコ気持ちいいよっ!!」
そして客は亜美の首に手を掛け、絞首を始めた。
「くっ…くる…し…──」
「亜美ちゃんっ!おじさんの赤ちゃんほしいっ?ねぇっ、ねぇ??今日は危険日だから赤ちゃんできちゃうよっ!!」
首を締められたことにより、亜美の意識がだんだんと遠のいていく。
亜美はささやかながら抵抗を見せるも、首を絞める手は弱まるどころか、強さを増していく──。
「た…す……け…────」