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セイドレイ【完結】
第17章 自由
「おぉぉっ…すごい締まるっ!出るよっ…危険日中出しするよっ…!!?中年の精子で孕め!孕めぇぇぇぇえ!!あっ!イクイクイグゥっっ!!!!」
おびただしい量のザーメンが亜美の子宮を目がけて放たれる。
亜美はもう少しで窒息するところをまぬがれ、朦朧とする意識の中で肉棒が脈打つのを感じていた。
(水野くん…たすけて…──)
そのあとも、口や性器だけでなくアナルまで犯された亜美が客から解放されたのは、深夜の0時を回ったころだった。
「──お楽しみいただけましたかね?」
「いや~新堂さん、最高でしたよ~。もうキンタマ空っぽですわ。特別料金払った甲斐がありましたねぇ。さっそく次の予約もさせていただこうかと」
「これはこれは、ありがたきしあわせ。亜美?今日のお客様はわざわざ "危険日料金" を払ってくださったんだ。ちゃんとお礼を言いなさい」
「──あ……ありがとう……ござい…ます」
床にうなだれたまま、亜美は小さな声で礼をささやいた。
「ヒヒッ。お礼は妊娠してくれればそれでいいからさ~。おじさんね、今までの愛人みーんな孕ませてきてるから。種付けには自信があるからね。できてたら多分おじさんの子だよ?たのしみだなぁ」
(もう…嫌──)
新堂は客を見送るため一旦地下室を離れると、次に現れたときには雅彦を連れてきていた。
「──おつかれさま、亜美。しかし下品な豚だったなぁ、今日の客は。ところでちょっと大事な話があってねぇ」
「…なんでしょうか」
「まぁまぁ、そう怖い顔をするな。最近、学校が楽しそうでなによりじゃないか。学園理事として喜ばしいかぎりだ」
「なんのことですか…?」
「いや、"彼氏" ができたならちゃんと雅彦にも報告してやらなきゃいかんだろう?」
「なっ…──ち、違いますっ!彼氏なんていません!」
「めずらしくムキになるじゃないか。やはり図星か?おめでたいことだよなぁ?雅彦よ」
雅彦は表情ひとつ変えず、ただじっと一点を見つめている。
「それならそれでべつに構わんのだよ?私たちも鬼じゃないからねぇ。そこで、君に少し自由を与えようと思ってね」
「自由…?」
「日ごろがんばってくれているご褒美だよ。客の来ない日にかぎるが、これから土曜日の日中は好きに過ごしたまえ」
「え…──?」