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セイドレイ【完結】
第24章 性夜の鐘

亜美が帰宅したとき、すでに15時を回っていた。
購入した物が入っている大きな紙袋を肩にかけ、階段を昇る。
そのまま自分の部屋まで行こうとしていると、手前の部屋のドアが開いた。
「──あっ…ご主人…様」
「…遅かったじゃん。今日は終業式だろ?どこ寄り道してたんだよ~。どーせまたあのクソガキとパコパコしてたんだろぉ?」
「い、いえ…彼は今日、学校に来てなかったんで。私は学校帰りに、ちょっと買い物に…」
「ふぅ~ん?まぁ、おマンコチェックすれば分かることだしね。ところで、買い物ってそれ?なになに?見せてよっ!?あ、もしかしてエッチな下着??」
「──あと4日、待ってもらってもいいですか?」
「えっ…?」
「ご主人様の分もあるので…。あ、でもこれ以上はナイショです。ちょっと待っててくださいね、今、この荷物を部屋に置いて来ますから。またここへ来ればいいですか?」
「お、おぅ…」
「じゃあすいません、すぐに戻ってきますね──」
「(なんだよ…あと4日って…それになんかやけに素直だな…自分から俺の部屋に来るっていうなんて──)」
亜美は自分の部屋に戻ると、クローゼットの中に購入品を仕舞い込んだ。
するとそのまま、とくに躊躇する様子もなく慎二の部屋へと向かったのだった。
それから数時間後──。
診療を終え帰宅した雅彦は、亜美を探していた。
部屋にはいない。
地下室を見に行こうとしたとき、慎二の部屋から音と声が漏れてくる。
「まったく…本当にどうしようもない奴だ」
雅彦は慎二の部屋の前で耳を澄ませると、明らかに "行為中" の音がしている。
雅彦は少し考えたあと、ノックもせずに部屋のドアを開けた。
「──あ?なんだよ親父!?勝手に開けんなっていつも言ってんだろ!?」
足の踏み場もない散らかった部屋の中で、亜美はマンぐり返しの体位を取らされていた。
慎二の巨体を小さなカラダで支え、アナルを肉棒で犯されながら、膣に挿入された玩具の振動音が唸っていた。
「ゴホッゴホッ…!お、お前!なんだっ…この部屋の空気はっ…ゴホッ!」
「チッ、うっせーなぁ…。もうすぐでイキそうだったのによぉ…なぁ?亜美…っておい!?うわっ!?……おいおい~マジかよ~」
そのとき、亜美はカラダを小刻みに痙攣させながら、「ジョボジョボ…」と失禁をしたのだ。

