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セイドレイ【完結】
第5章 変調
こうして雅彦と風呂に入るとき、決まって必ずすることがある。
それは、剃毛だった。
亜美の陰部の毛は、雅彦の手によって常時パイパンにされていたのだ。
亜美は浴室の椅子に腰を下ろすと、自ら股を大きく開いて見せた。
ワレメから、慎二に入れられたプラグが覗く。
カッ、と顔が熱くなる。
これ以上の辱めを受けていながらも、やはり自ら股を開いて見せるような行為は、たとえ強要されているとしても耐えがたい屈辱だった。
亜美は今にも涙があふれ出しそうになるのをじっとこらえ、その身を小刻みに震わせながら、ジットリとした雅彦の視姦を受け止める。
「…ふんっ。プラグとはな。くだらん真似をしおって…。あいつを巻き込んだのはやはり失敗だったか…」
そんなことをぼやきながら、雅彦は亜美の陰部を覗き込む。
亜美のぷっくりと盛り上がった大陰唇を分断するプラグを、雅彦はゆっくりと引き抜いていく。
「アッ…!アンッ……」
短いあえぎ声とともにプラグが引き抜かれると、ワレメからドロりと精液が垂れ落ちてくる。
息子の放ったその精液に、果たして雅彦はなにを思うのだろうか。
「…さぁ、全部出しなさい」
「はっ…は…い………」
亜美は下腹部に力を込める要領でいきみ、膣の奥に蓄えていた慎二のザーメンをひり出す。
(イヤ……そんなに…見ないで……)
すると、白濁した精液の塊が次々と排出され、浴室の床にポタポタとしたたる。
それを見ていた雅彦は、おもむろに中指を膣内に挿入すると、息子の精液を掻き出しはじめた。
「アッ!あんっ!ああんっ……おとぉ…さまぁっ…!イヤッ…」
よがりはじめた亜美に構うことなく、雅彦は無言で指を動かす。
その動作は徐々に速度を増していき、雅彦の手の腹が亜美の陰部にぶつかる「パンッ、パンッ」という音が、浴室内にこだまする。
(だめっ……それ以上されたら……私っ…おかしくなっちゃう……)