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セイドレイ【完結】
第5章 変調

「…どうした?そろそろイキそうか?ん?」

終始無言だった雅彦にそう問いかけられた瞬間──。
亜美は一瞬、腰がふわっと浮いたような感覚になり、カラダに仰け反るような快感が走った。

「あっ!ああっ!ああああああんっっっ!!!」

絶叫とともに、亜美は大量の潮を撒き散らした。

勢いよくしぶきをあげたその愛液は、雅彦の顔面をかすめ、浴室の四方八方へと飛び散った。

「ふんっ…。すっかり淫乱になりおって…。困ったものだ」

亜美は声を大にして「違う」、と否定したかったが、そんな気持ちとは裏腹にカラダは反応してしまう。


(違う…違うのっ…私は無理矢理やらされてるだけ……)


雅彦のほうこそ、言葉とは裏腹にひどく興奮していた。
その証拠として、雅彦の肉棒は今にも爆ぜそうなほどに固く膨らんでいる。

それは、あの日葬儀場で亜美をひと目見たときに匹敵するほどの勃起力を誇っていた。

雅彦はやや乱暴な手つきで亜美を椅子から下ろし、浴室の床に仰向けに寝かせた。
そして間髪入れずに、正常位の体勢を取ると、今にも暴発してしまいそうな肉棒で膣穴を一気に貫く──。

「あああぁっっ!!だめっ…いやぁ…ンッ!お…とぅ…さまっっ…」

雅彦が腰を打ち付けるたびに、亜美は恥じらいと苦痛に顔を歪ませ、豊満な乳房が上下に揺れる。

そのあまりに淫靡な様子は、60歳という年齢である雅彦をも、いとも簡単に絶頂へ導こうとしていた。

「亜美っ…!慎二とどっちがいいんだっっ!!お父さんかっ?!お父さんだろうっ??!」

「はっ、ひぃっ…!は…いっ……ぉとぉさまっ、おとぉさまのっ…お、おチン…ポがっ……アッ!!あんっ!あ、あ、ああ…──」

よがり狂う亜美を見た雅彦に、圧倒的な射精感の波が押し寄せる。

「慎二もぉぉぉ…健一もっ!ワシが造ったんだっっ!!お前も孕めっっ!!ワシの子を孕めぇっっ…!!うっっ!うあああああ!!!!」

先に放たれた慎二の精液に上書きするかのように、雅彦の遺伝子が亜美の子宮の奥底へと注がれ、ふたりはほぼ同時に果てた。


(また…出てる…私の中に…──)


亜美は近ごろ、この忌まわしいはずの行為に、カラダが変調をきたしはじめていることを自覚せずにはいられなかった。


(どうして…? "はじめて" のときは、ただ苦しいだけだったのに…──)

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