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第5章 変調

「おぉっ…、ぐっ、ぐひひっ…！な～んだ、亜美。嫌がってるわりに、こんなにおマンコヌルヌルさせて…。あ、もしかして俺の顔見たら興奮しちゃったの？？」

「ちっ、違っ……ｱｯ…」

亜美の腟内が濡れていたのは、長時間プラグを挿入していたことと、雅彦の精液のせいであろう。
決してこの醜男の姿を見て腟を濡らしているわけではない。


（そんなことあるわけっ…──）


ひとりそんな葛藤をしていた亜美は、ふと、慎二の様子が少しおかしいことに気がつく。

いつもなら挿入するなり身勝手なピストンを始める慎二なのだが、なぜか肉棒の先端のみを腟穴に入れたまま、宙を見上げて静止している。

「う～ん…やっぱ勃起してると難しいな……もうそこまで来てるのにぃ～……────、ｵｯ？ｵｯ…ｷﾀｷﾀｯ…！」

慎二が一瞬、ﾌﾞﾙｯと身震いをしたそのとき──。


（えっ…？まさかっ…──）


「あ～出る出るっ、やっと出るよぉ～～」

「うそっ！？ｲﾔｯ…ちょっとっ！いやあぁぁぁぁ…──｣

腟内に生ぬるい液体の感触がじんわり広がっていく。
そう、慎二は亜美の腟穴へダイレクトに放尿を始めたのだ。

身の毛がよだつほどの嫌悪と恐怖。
亜美は、そんや狂気の沙汰とも思しき慎二の行動に震えあがる。

そして──。


(もぉ…ﾀﾞﾒｯ…どうしてこんなときにっ……)


そもそも用を足しにここへ来た亜美の膀胱は、とうに限界を超えてしまっていたのだ。


（ｱｯ……出ちゃうっ……──）


「ん…？あれぇ？もしかして亜美もオシッコしてる…？ほらっ…はははっ！うっわ～！チンポ入れられながらオシッコしちゃったの？？」

「ｲｯ…いゃぁぁぁ……──」

尿意から解放され、せきを切ったように放出される亜美の聖水。

「すっげ～勢いっ…！ふぅん～。亜美はこんな下品にオシッコするのかぁ～。ほらっ…もっと出せっ！このっ…このぉっ！お漏らし亜美っ…！！」

慎二は異様な興奮した様子で、亜美の下腹部を手で押さえ込む。
膀胱が圧迫され、亜美の排尿はさらに勢いづく。

「ｱｯ！ｱｯ…！！ﾀﾞﾒｯ…押さないでっ…、もういゃぁっ…！」

気づけばトイレ中にふたりの尿臭が充満し、床は水浸しならぬ、"尿浸し" になっていた。

「おっ…？あははっ！亜美のオシッコﾁｮﾛﾁｮﾛしてきた…そろそろ終わりかなっ？？」