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セイドレイ【完結】
第30章 姿なき脅迫
「慎二くーん?ご飯ここ置いとくからねー!ちゃんと食べなきゃダメよ~?」
部屋のドアの向こうから、家政婦の内藤の声がする。
慎二はそれに返事をすることも無く、汚部屋の中で横になっていた。
何も特別なことではない。
慎二にとってこれは通常運転なのだ。
閉め切った部屋の中で、昼とも夜とも分からない一日を過ごす。
部屋を出る時は用を足す時と、3~4日に一度風呂に入る時、それ以外にやむを得ぬ理由がある時だけだ。
それだけだった、はずなのだ。
この家に亜美が来てからというもの、慎二は家に常駐しているという自分の状況を生かし、昼夜問わず、亜美に陵辱の限りを尽くした。
単体で亜美を犯した回数なら、慎二が一番であることは間違いない。
本来であれば、亜美とは関わることの無い人生をひっそり終えていくだけだったはずのこの男は、亜美を意のままに弄ぶことで、歪んだ自尊心をその腹いっぱいに満たしていた。
処女こそ雅彦が奪ったものの、まだ男を知らなかった亜美に対して、その不潔極まりない容姿と図体を存分に使って、屈折した男の味を徹底的に亜美の五感へと刻み込んでいった。
後に亜美が、男の汗臭さや、股間から漂うすえた臭いで「男」を認識するようになってしまったのは、慎二の所業によるところが大きい。
そしてその異常な性癖をぶつけられ続けた亜美は不幸にも、性奴隷としての心得を叩き込まれてしまったのだ。
壁に貼り付けた亜美とのいくつものハメ撮り写真が、大木のように横たわる慎二を取り囲んでいるようだった。
自分の要求を全て受け入れてくれる少女は、確かにこの前までこの部屋に居たのだ。
舐めろと言えば、
脇の下、股ぐら、尻の穴、亀頭にべっとり貼り付いた恥垢まで、何だって舐めた。
飲めと言えば、
ザーメンはおろか小便でさえ、必死に飲み干した。
何も言わずとも、
股を開いては膣にも尻の穴にも肉棒を受け入れた。
穴という穴に、生臭いザーメンを、何百発と注ぎ込んだ。
亜美を便器と見立て、排泄のために使い倒した。
いや、まだまだ使うつもりだった。
自分がもよおした時に、ちょっとこの部屋を出れば、それはいつもの場所にあるはずだった。
そう。
用を足しにこの部屋を出て便所へ行くのと同じように。
部屋のドアの向こうから、家政婦の内藤の声がする。
慎二はそれに返事をすることも無く、汚部屋の中で横になっていた。
何も特別なことではない。
慎二にとってこれは通常運転なのだ。
閉め切った部屋の中で、昼とも夜とも分からない一日を過ごす。
部屋を出る時は用を足す時と、3~4日に一度風呂に入る時、それ以外にやむを得ぬ理由がある時だけだ。
それだけだった、はずなのだ。
この家に亜美が来てからというもの、慎二は家に常駐しているという自分の状況を生かし、昼夜問わず、亜美に陵辱の限りを尽くした。
単体で亜美を犯した回数なら、慎二が一番であることは間違いない。
本来であれば、亜美とは関わることの無い人生をひっそり終えていくだけだったはずのこの男は、亜美を意のままに弄ぶことで、歪んだ自尊心をその腹いっぱいに満たしていた。
処女こそ雅彦が奪ったものの、まだ男を知らなかった亜美に対して、その不潔極まりない容姿と図体を存分に使って、屈折した男の味を徹底的に亜美の五感へと刻み込んでいった。
後に亜美が、男の汗臭さや、股間から漂うすえた臭いで「男」を認識するようになってしまったのは、慎二の所業によるところが大きい。
そしてその異常な性癖をぶつけられ続けた亜美は不幸にも、性奴隷としての心得を叩き込まれてしまったのだ。
壁に貼り付けた亜美とのいくつものハメ撮り写真が、大木のように横たわる慎二を取り囲んでいるようだった。
自分の要求を全て受け入れてくれる少女は、確かにこの前までこの部屋に居たのだ。
舐めろと言えば、
脇の下、股ぐら、尻の穴、亀頭にべっとり貼り付いた恥垢まで、何だって舐めた。
飲めと言えば、
ザーメンはおろか小便でさえ、必死に飲み干した。
何も言わずとも、
股を開いては膣にも尻の穴にも肉棒を受け入れた。
穴という穴に、生臭いザーメンを、何百発と注ぎ込んだ。
亜美を便器と見立て、排泄のために使い倒した。
いや、まだまだ使うつもりだった。
自分がもよおした時に、ちょっとこの部屋を出れば、それはいつもの場所にあるはずだった。
そう。
用を足しにこの部屋を出て便所へ行くのと同じように。