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セイドレイ【完結】
第30章 姿なき脅迫
予約のある日は先程のように、時間になると田中が亜美を起こし、風呂に入れる。

その際、元々薄い亜美のムダ毛を処理するのも、田中の仕事だ。

カミソリのように凶器となるものは、亜美の目に触れる所には置いてはいけない決まりになっていて、必要な時に田中が所定の場所から持ち出し使用することになっている。

また、この入浴時に、田中にはもう一つ大事な仕事があった。

それは、亜美の腸内を綺麗にしておく事だ。

会員の中には、稀にそれを望まないものもいるが、基本的には綺麗にした状態で送り出すことになっている。

これらの準備を、送迎担当の本山が来るまでに済ませておくことが田中の役目だった。



リードを外された亜美は、田中に手を引かれ、狭い浴室へと向かう。

入浴中、浴室の扉は開けられたまま、手網を持つ田中がその一部始終を見張っている。

剃毛は昨日したばかりで今日は必要ないと判断し、カラダを洗う前にまずは腸内の洗浄を行う。

亜美は浴室へ入ると無言のまま自主的に四つん這いになり、その相変わらず真っ白でグラマラスな尻を、扉の外に居る田中に向かって突き出す。

「ちょ、ちょっと待っててね…すぐ準備するからっ…!」

もう何度も見ているのに、田中はこの瞬間がたまらなかった。

滑らかな曲線のみで構成された亜美のカラダ。

クビレの谷を越え、目の前に現れた尻の丘に、田中の股間は即座に反応を示す。

本当なら今すぐにでもそのワレメに肉棒を埋めたいという衝動を必死で抑えながら、生唾を飲んでは理性の限界に挑む。

大丈夫。
数時間後にはこの少女はまた自分の元へ戻ってくる。

その時は、見知らぬ男達のザーメンで満たされたこの尻穴を存分に堪能できるのだ。

「……じゃあ、い、いくよ…?力抜いて……」

「んっ…!うぅぅ……」

田中はその手に持った、250ml容量の注射器で、亜美の直腸に浣腸液を注いで行く。

ゆっくりと、しかし確実に、指で注射器を押し出しながら。

「うぅぅぅ…うぅっ……」

亜美は急激に襲ってくる下腹部の痛みと便意に耐えながら、時折肛門をヒクつかせ、浣腸液を飲み込んで行く。


「…よしっ……全部入ったよぉ……亜美ちゃん、いつもの……していい?」

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