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セイドレイ【完結】
第31章 少女の肖像
田中が静かに部屋を出て行った。

「……来いよ、高崎」

敷かれた布団の上から、胡座をかいた本山が亜美を呼ぶ。
亜美は無言でそこへ身を寄せる。

着古した本山のジャージには、体育教師として一日仕事を終えた男の臭いが染み付いている。

その臭いを嗅ぐと、もう通うことのできなくなってしまった学園での生活を思い出すのだ。


「…今日はいつになくしおらしいじゃねぇか。やっぱりあの猿と新垣千佳のことが気になってんのか?んん?」

「ちっ…違いますっ…!やめてください」

「けっ、分かりやすいよな、お前。気にすんな、先生が忘れさせてやる。今日も時間がねぇ。いきなり入れちまうぞ?」


すると亜美は四つん這いになり、その尻を本山に向けて突き出した。

ついさっきまで、他の男の肉棒で掻き回されていたその尻穴は、パックりと縦に割れ、肛門のヒダが少し外側にめくれあがっている。

今日も乱暴に使われたということがよく分かった。

今やもう亜美のアナルは排泄器官ではなく、性器として完成されつつある。

誰が見てもこのアナルは、男を悦ばせる為のものだ。

この所アナルにばかり挿入している為、膣の感触が恋しくなることもあった。

別に新堂が見張っている訳でも無い。
膣へ挿入してしまおうか…といつも思うのだが、亜美が今後妊娠した場合、新堂は出生前のDNA鑑定をするつもりでいるらしい。

もしこの時、仮にその父親の遺伝子が本山もしくは田中だった場合、如何なる制裁も覚悟しておけと釘を刺されている。

実際にどこまで本気なのかは分からないが、下手なことはしない方がいいと、二人とも素直に新堂の定めたルールに従っていた。

亜美はもうピルを服用していない。
じきに妊娠するであろう。

亜美を孕ませるのは一体誰の子種なのか。
本山の雄としての本能が、その競争に参加できないことを嘆いているようだった。


亜美のカラダからは、今日の客がこれでもかとマーキングしていった雄の臭いが漂ってくる。

本山は嫉妬のような、苛立ちのような感情を抱きながら、自身の肉棒でその穴を貫いた。

他人のザーメンが潤滑油となり、その穴は本山の肉棒をいとも簡単に飲み込んで行く。

生殖を伴わないセックスとは、人間にのみ与えられた戯れ。

本山は我を忘れ、一心不乱に腰を打ち付け続けたーー。

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