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第31章 少女の肖像

DVDに収められていた動画は、およそ3分程の短いものだった。

しかし、今目の前で再生された『セイドレイ』にアップされている動画は、その時間が30分01秒と、DVDの物より長いのだ。

つまりは、あの続きがあると言うことになる。

雅彦と慎二は二人して息を飲み、画面を食い入るように見つめた。

DVDのものと同じく音声はカットされており、亜美の声を聞くことはできない。

そして再生時間が3分を超え、ここからはいよいよ知らない場面に突入するーー。




撮影者が、まずは亜美の足の拘束を解いた。

しかし亜美はそれには特に反応を示さず、浴槽に横たわったままだ。

撮影者が、亜美の頬を軽く2、3回叩く。
意識があるか反応を確かめているようだった。

その時かすかではあるが、亜美を動かして反応を示す。

すると撮影者は、亜美の片方の足首を掴みそれを引き上げるようにしながら、浴槽内での亜美の体勢を移動させていく。

撮影者は恐らく、もう片方の手でビデオカメラを回しているのだろう。
片手で少々手こずりながらも、亜美は浴槽内でマンぐり返しの格好を取らされた。

前後2穴にねじ込まれたバイブがあらわになる。

膣にはピンク色、アナルには紫色の、それぞれ種類は違うものの、2本ともかなり太さがあり、イボのような突起の付いたタイプだった。

撮影者は、じっくりと舐め回すかのようなカメラアングルで、徐々にその部分をアップにしていく。

尻穴を貫いているバイブは、どうやら振動しながらぐるぐると回転しているようだ。

膣の方のバイブの動きは分からないが、恐らく振動しながら亀頭部分がピストンしているのかもしれない。

膣と肛門が繋がってしまうのではと思うほど、2穴をこじ開けるようにしてハメ込まれた2本の玩具。

しばらくその状態を映した後、撮影者が亜美の尻を叩き始める。

無音であるにも関わらず、叩く音が聞こえて来るようだ。

すると亜美は、一瞬ぶるっとそのカラダを小刻みに震わせた。

どうやらイッてしまったのか。

それと同時に、膣穴から透明な液体が吹き出してくる。

恐らくこれは失禁だ。

亜美がアナルを犯されている時のどうしようもなく愛すべき癖だ。

撮影者は更に勢いづいて、容赦なく尻に平手打ちを繰り出す。

その度に亜美は腰を揺らして、絶頂に達する。