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セイドレイ【完結】
第34章 解放区
「あんな…って?ああ、見た目のこと…?そうだね。私ああいう感じの人が好き…なのかな。分かんない。みんなね、お風呂もあまり入らないような不潔な人ばかりだよ。でも、そういう人とセックスしてるとね、嫌なこと全部忘れられるの。それに、そういうのが好きじゃなきゃ、あんなことできないんじゃないかな?」
「……………」
「…だからね。私汚れてるんだ。汚い女なんだよ。お尻の穴でセックスしたり、男の人のおしっこ飲んだり、そういうことが平気でできる女だから。汚いと思うでしょ?汚れてるって……思うでしょ。便器って言われてるんだ。ひどいよね。でも好きでやってるんだ」
「…じゃあ…なんで俺のことを…?なんで俺と…付き合ったの?」
「……水野くんが私のこと好きって言ってくれたし。水野くんともしてみたかったからかな。でもそれだけだよ。あんまり深い意味はない」
「…それ…だけ?…本当にそれだけ…なのか?」
「………うん。水野くんだってそうでしょ?色々言ってるけど、結局は私とセックスしたかっただけなんじゃないかな。だって、毎日のようにしてたもんね」
「違う……確かにっ……そりゃしたかったけどさ…でも、俺は亜美が好きだから…好きな人としたかったってだけでっ…」
「…ほら。そう言って私を否定するでしょ。全部受け止めるって言って、結局はそうじゃない。だったら無理しなくていいから。私は別に、理解してもらえなくていい。私は、お義父さんも、お義兄さん達も、その他の人も、水野くん…も、好きだよ。みんな同じ。私も好きな人とセックスしてた。ただそれだけ」
「…今は…あそこで…あのマンションに住んでるのか…?」
「…ううん。住んでるのは別の場所。あそこには……あそこに…は、私とセックスするまた別の人が住んでる。私を見かけたって人が居るみたいだけど、その時も、それから今日も、たまたまその人に会いに来ただけ。いつもあのマンションに居るわけじゃないよ」
「……てことはつまり…今日も…するのか?」
「…うん。するよ。ていうかもうしてきちゃった。また戻ってすると思う」
「そっ……か。…でも……でもっ……やっぱり…信じられねぇよ。俺が知ってる亜美は…俺が大好きな亜美はっ……全部嘘だったなんて…そんなことっ……」
「…じゃあ、その目で見たら…分かってくれる?」
「……………」
「…だからね。私汚れてるんだ。汚い女なんだよ。お尻の穴でセックスしたり、男の人のおしっこ飲んだり、そういうことが平気でできる女だから。汚いと思うでしょ?汚れてるって……思うでしょ。便器って言われてるんだ。ひどいよね。でも好きでやってるんだ」
「…じゃあ…なんで俺のことを…?なんで俺と…付き合ったの?」
「……水野くんが私のこと好きって言ってくれたし。水野くんともしてみたかったからかな。でもそれだけだよ。あんまり深い意味はない」
「…それ…だけ?…本当にそれだけ…なのか?」
「………うん。水野くんだってそうでしょ?色々言ってるけど、結局は私とセックスしたかっただけなんじゃないかな。だって、毎日のようにしてたもんね」
「違う……確かにっ……そりゃしたかったけどさ…でも、俺は亜美が好きだから…好きな人としたかったってだけでっ…」
「…ほら。そう言って私を否定するでしょ。全部受け止めるって言って、結局はそうじゃない。だったら無理しなくていいから。私は別に、理解してもらえなくていい。私は、お義父さんも、お義兄さん達も、その他の人も、水野くん…も、好きだよ。みんな同じ。私も好きな人とセックスしてた。ただそれだけ」
「…今は…あそこで…あのマンションに住んでるのか…?」
「…ううん。住んでるのは別の場所。あそこには……あそこに…は、私とセックスするまた別の人が住んでる。私を見かけたって人が居るみたいだけど、その時も、それから今日も、たまたまその人に会いに来ただけ。いつもあのマンションに居るわけじゃないよ」
「……てことはつまり…今日も…するのか?」
「…うん。するよ。ていうかもうしてきちゃった。また戻ってすると思う」
「そっ……か。…でも……でもっ……やっぱり…信じられねぇよ。俺が知ってる亜美は…俺が大好きな亜美はっ……全部嘘だったなんて…そんなことっ……」
「…じゃあ、その目で見たら…分かってくれる?」