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セイドレイ【完結】
第34章 解放区
亜美はそう言うと、腰掛けていた公園のベンチからおもむろに立ち上がり、貴之の正面に立った。

貴之の方はベンチに腰掛けたまま、正面に立ちふさがった亜美の姿を見上げる。


「…これが…本当の私…だよ?」


亜美は着ているコートのボタンをひとつずつ外して行く。

暗がりの中、貴之はその様子を、息を飲んでじっと見つめる。

全てのボタンが外れると、コートの隙間から、真っ白な亜美の素肌が垣間見えたような気がした。

「ちょ、ちょっと待って…?亜美…やめろよ…」

貴之の言葉を無視し、亜美はコートの前を開いて見せた。

そこには、ニーハイソックスのみで、他の衣服や下着は一切身につけていない、亜美の裸体があった。

それだけではない。

体中には、卑猥な言葉がマジックで書かれていた。

肉便器。
便女。
おちんぽ狂い。
ザーメン中毒。
性奴隷。
中出しOK。
孕ませOK。
メス豚。
タダまんこ。
チンカス大好き。
中絶希望。
人間失格。
そして、『正』の文字。

ざっと目に入っただけでも、思わず目を覆いたくなるような淫語の数々。

さらに、その膣口にはバイブが挿入され、抜けてしまわないようにガムテープで固定されていた。


「あっ………ああっ……やめろっ……やめてくれ………」

貴之はあまりの光景に耐えられず頭を抱えてうずくまる。

「…今日はね、3人のおじさんから、おっ…おまんこに5発もらっちゃったっ…今この中に入ってるのっ…濃くて臭いのいっぱい…妊娠…しちゃうかなっ?…あとっ……おっ、お尻の穴にもっ……入ってるんだよ…?」

「やめ………ろ……」

「いっ…今喋ってるこの口だってねっ…?おじさんの…すっごく臭ぁいチンカスおそうじっ…して、あっ……!…ざっ、ザーメンもごっくんしちゃった……この舌でっ…おじさんのっ…きっ汚いお尻の穴とかっ…脇の下とかねっ…いっぱい舐めたんだよっ…?」

「…もぅ……やめてくれ……」

「わっ…私をっ…私の全部をっ……受け止めてくれるんじゃっ…なかったの?…水野くんっ……?こんなっ…私でいいならっ…今ここで…セックスしてよっ…?前みたいに…いっぱい中出しっ…してくれないのっ……?ねぇ…?水野くんっ…」

「う、うわあああああああああああ!!!!!!!」


貴之は泣きながら絶叫し、全速力で駆け出してその場から去って行った。
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