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セイドレイ【完結】
第36章 審判

新堂がボトルを抱えて、休憩を取っている会員の元へお酌に向かう。
「…失礼します。野郎の酌では酒が不味いでしょうが。さ、どうぞどうぞ………今日はお忙しいところ、ご参加頂きまして。ご満足いただけていますでしょうか?」
「あ、新堂さんこりゃどうも……急に生配信?やるとか言うから何事かと思いましたが…あいにく私はそういうのには疎くてね。でもまさか、こんなサプライズが用意されていたとはねぇ。ははは。たまたま都合が付けられて幸運でしたよ。相変わらず商売上手ですなぁ」
「いえいえとんでもない。会員様には日頃からよくして頂いてるんでね。少しばかりの感謝の気持ちですよ。こんな狭い場所で我慢して頂いていることもありますし…」
「…いや、こちらの方こそ。ここは今や裏社会の社交場みたいなもんでね。皆、秘密を共有した仲間ですから。頼りになるパイプがいくつもできた。おかげさまで私の事業も捗っていますよ。ただ惜しいのはあと10年若けりゃ、もっと亜美をヒィヒィ言わせられたんですがねぇ。よる年波には勝てませんな、ははは」
「そんなご冗談を。まだまだ現役でいらっしゃる。羨ましい限りですよ」
「そういや…あの地下室にいずれまた戻るつもりなんですよね?このマンションが不満という訳では無いですが…やはりあの地下室には独特の雰囲気がある。私もそうだが、あの設備に惹かれて会員になった者は多いですからねぇ…」
「ええ。今は一時的に皆様にご不便を強いてしまって心苦しいですが、いずれ必ず…またその時が来たらご案内させていただきます」
「…期待してますよ。さーて、では私もそろそろ3回戦と行きますかなぁ。上の口がお留守になってるようだから、とりあえずこいつで塞ぐとしますかね。それか久々にパイズリというのも乙ですなぁ。ぐふふっ。まぁ、私なりにお祝いさせてもらいますよ?腹の子と、彼女の誕生日をね……」
そう言って会員は亜美の元へ近づいて行き、亜美の上半身にまたがると、その口に肉棒をねじ込んで腰を振り始めた。
腹の子と、彼女の誕生日ーー。
そう、今日は亜美の生まれた日。
16歳の誕生日だった。
日程に余裕の無い中で、新堂が生配信イベントを今日に設定したのは、実はそれが一番の理由だった。
亜美は今日、16歳になった。
そしてその腹には、誰のものかも分からぬ子種で、子を宿しているのだった。
「…失礼します。野郎の酌では酒が不味いでしょうが。さ、どうぞどうぞ………今日はお忙しいところ、ご参加頂きまして。ご満足いただけていますでしょうか?」
「あ、新堂さんこりゃどうも……急に生配信?やるとか言うから何事かと思いましたが…あいにく私はそういうのには疎くてね。でもまさか、こんなサプライズが用意されていたとはねぇ。ははは。たまたま都合が付けられて幸運でしたよ。相変わらず商売上手ですなぁ」
「いえいえとんでもない。会員様には日頃からよくして頂いてるんでね。少しばかりの感謝の気持ちですよ。こんな狭い場所で我慢して頂いていることもありますし…」
「…いや、こちらの方こそ。ここは今や裏社会の社交場みたいなもんでね。皆、秘密を共有した仲間ですから。頼りになるパイプがいくつもできた。おかげさまで私の事業も捗っていますよ。ただ惜しいのはあと10年若けりゃ、もっと亜美をヒィヒィ言わせられたんですがねぇ。よる年波には勝てませんな、ははは」
「そんなご冗談を。まだまだ現役でいらっしゃる。羨ましい限りですよ」
「そういや…あの地下室にいずれまた戻るつもりなんですよね?このマンションが不満という訳では無いですが…やはりあの地下室には独特の雰囲気がある。私もそうだが、あの設備に惹かれて会員になった者は多いですからねぇ…」
「ええ。今は一時的に皆様にご不便を強いてしまって心苦しいですが、いずれ必ず…またその時が来たらご案内させていただきます」
「…期待してますよ。さーて、では私もそろそろ3回戦と行きますかなぁ。上の口がお留守になってるようだから、とりあえずこいつで塞ぐとしますかね。それか久々にパイズリというのも乙ですなぁ。ぐふふっ。まぁ、私なりにお祝いさせてもらいますよ?腹の子と、彼女の誕生日をね……」
そう言って会員は亜美の元へ近づいて行き、亜美の上半身にまたがると、その口に肉棒をねじ込んで腰を振り始めた。
腹の子と、彼女の誕生日ーー。
そう、今日は亜美の生まれた日。
16歳の誕生日だった。
日程に余裕の無い中で、新堂が生配信イベントを今日に設定したのは、実はそれが一番の理由だった。
亜美は今日、16歳になった。
そしてその腹には、誰のものかも分からぬ子種で、子を宿しているのだった。

