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セイドレイ【完結】
第39章 分水嶺

「…いやな、俺もネットの地域掲示板でたまたま知ったんだけどさ…この辺りの公園とか、池の周辺とか公衆トイレとか色んな場所にさ、夜な夜な『痴女』が出没するらしいんだよ…」
「ち、痴女??」
「あぁ。あくまで噂だぜ?ただ、実際に出くわした人の書き込み見てると、その女がやべーくらい可愛いんだと。で、巨乳でケツもデカくて、歳もかなり若いんじゃないか、って言っててさ。ほぼ裸みたいな格好で露出しながら首輪付けて、犬を散歩する時のリードでご主人様?みたいな男に連れられてこの辺うろついてるらしくてさ…」
「そっ…それで?」
「…お?おお。そんで、見かけた人に声かけて来て、『私を犯してくれ』って誘ってくるらしいんだよ。しかも、マンコに生ハメ中出しOKな上に、ケツの穴も使えるらしくってさ。その一緒に居る男?に命令されてるような雰囲気みたいなんだけど。一晩に何人かその女とヤッたっていう書き込みが、ここ一週間くらいの間、毎日のようにあってさ。しかもその女…」
「……何なんですか??」
「…どうやらボテ腹らしくて。あ、妊娠してるってことね。まだそこまで大きい訳じゃないらしいんだが、体型の割に腹だけポコんと出てるから、恐らくそうなんじゃないかーって。やばくね?話してるだけで興奮してきやがる」
もし、そんな女が実在しているのであればーー、
それは亜美だ。
貴之は直感的に、そう思った。
「ギャラリーが集まって来て、数人でマワしたって書き込みもあってさ。最後は全員のションベン飲ませたとか何とか…どこまで本当か分かんねぇけど、書き込んでる奴が何人も居るから、ひょっとしたらマジなんじゃねぇか、って。もしそんなド変態の肉便器が居るなら、俺にも使わせて欲しいぜ…ったく、こっちはなけなしの金で風俗行くのが精一杯だって言うのによ~」
貴之は、妙な胸騒ぎと共に、より一層カラダが疼くのを感じていた。
誰かが面白半分で書き込んだ、デタラメかもしれない。
実際にそんな女は存在していない、もしくは居たとしても、全くの別人かもしれない。
しかし、貴之はそれが亜美であると何故か確信があった。
むしろ、それが亜美であることを望んで居るかのようにー。
「ち、痴女??」
「あぁ。あくまで噂だぜ?ただ、実際に出くわした人の書き込み見てると、その女がやべーくらい可愛いんだと。で、巨乳でケツもデカくて、歳もかなり若いんじゃないか、って言っててさ。ほぼ裸みたいな格好で露出しながら首輪付けて、犬を散歩する時のリードでご主人様?みたいな男に連れられてこの辺うろついてるらしくてさ…」
「そっ…それで?」
「…お?おお。そんで、見かけた人に声かけて来て、『私を犯してくれ』って誘ってくるらしいんだよ。しかも、マンコに生ハメ中出しOKな上に、ケツの穴も使えるらしくってさ。その一緒に居る男?に命令されてるような雰囲気みたいなんだけど。一晩に何人かその女とヤッたっていう書き込みが、ここ一週間くらいの間、毎日のようにあってさ。しかもその女…」
「……何なんですか??」
「…どうやらボテ腹らしくて。あ、妊娠してるってことね。まだそこまで大きい訳じゃないらしいんだが、体型の割に腹だけポコんと出てるから、恐らくそうなんじゃないかーって。やばくね?話してるだけで興奮してきやがる」
もし、そんな女が実在しているのであればーー、
それは亜美だ。
貴之は直感的に、そう思った。
「ギャラリーが集まって来て、数人でマワしたって書き込みもあってさ。最後は全員のションベン飲ませたとか何とか…どこまで本当か分かんねぇけど、書き込んでる奴が何人も居るから、ひょっとしたらマジなんじゃねぇか、って。もしそんなド変態の肉便器が居るなら、俺にも使わせて欲しいぜ…ったく、こっちはなけなしの金で風俗行くのが精一杯だって言うのによ~」
貴之は、妙な胸騒ぎと共に、より一層カラダが疼くのを感じていた。
誰かが面白半分で書き込んだ、デタラメかもしれない。
実際にそんな女は存在していない、もしくは居たとしても、全くの別人かもしれない。
しかし、貴之はそれが亜美であると何故か確信があった。
むしろ、それが亜美であることを望んで居るかのようにー。

