この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セイドレイ【完結】
第41章 愚かなる兆し
男達は、正解させることが目的では無かった。

亜美に自分の肉棒の臭いを嗅がせ、触らせ、咥えさせ、懸命に正解を探ろうとするその滑稽な姿を見ては嘲笑い、悦に浸りたいだけなのだ。

しかしそんな男達も、まさかここまで亜美が全てを言い当てるとは思っておらず、そのことに感心すら覚えていた。

亜美が正解しようがしまいが、注射器6本分の牛乳が注入されることは初めから決まっており、男達は亜美が正解を言い当てる度に下品な笑いで沸いていた。

亜美はとっくに、これが出来レースであることに気づいていた。
今日の客が誰なのかは事前に知らされていなかった為、一応はクイズとしての体を成しているのだが、不正解と言われた後に浣腸をしてくる男の声を聞けば、それが本来は正解だったことが分かる。

もちろん、男達はワザとそうしているのだが。

「ぐへへっ…もう3本もお注射ぶち込んでるのにまだ間違えるなんて、お前は本当に出来の悪い便器だなぁ?んん??」

4人目の男はそう言って亜美の尻穴にシリンジの先端を突き刺し、押子を親指でゆっくりと押し出す。

「あっ!?あぁんっ………」

みるみるうちに、100mlの牛乳が直腸へ注入されて行く。

「…漏らすなよ?まだあと2人残ってるんだから…なっ!」

男が最後の〆とばかりに亜美の尻を平手打ちすると、順番を待っていた5人目の男が前へ出てくる。

亜美はほぼ限界まで迫り来ていた腹痛になんとか耐え忍びながら、四つん這いの体勢から起き上がり、立膝になって次の男を待った。

「…あっ、んっ……」

目を塞がれた暗闇の中、嗅ぎ慣れたあの臭いが亜美の鼻をツンと刺す。

男達はこの日の為に、ワザとろくに股間を洗わずに居たのだろう。
どの男のモノも、普段よりも一層強い臭いをさせていた。

クンクン、と、飼い主を探す犬の如く、亜美はその臭いの元を嗅ぎ辿る。

初めてこの臭いを嗅いだ時は、そのあまりの不快さに吐き気を催したほどだった。

それが今では、快楽の訪れを告げる媚薬へとなっていた。

「はっ……はぁんっ……はっ、はっ…」

その臭いを嗅いでいるだけで、亜美は盛りのついた牝犬のように呼吸を乱しては、膣を愛液で湿らす。

今すぐにでも口に含んでしまいたくなる衝動を抑えながら、丁寧に雄の臭いを嗅いで行く。
/903ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ