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セイドレイ【完結】
第41章 愚かなる兆し
それから約二時間程が経過しただろうか。
男達はひとしきり亜美の穴という穴を使用し精巣を空っぽにした。

牛乳に塗れた地下室の床に、粗大ゴミのように捨てられたまま天井を仰ぐ亜美。
その傍らで、カラダに付いた汗と体液をシャワーで綺麗に洗い流す男達の姿がある。

その場に放置された亜美の膣口と尻穴からは男達の精液が垂れ流れ、今夜も肉便器としての役目を果たしたことが伺える。

その後男達は、来た時と同じようにホワイトカラーに身を包み、何食わぬ顔をして地下室を出て行った。

本山は男達が全員地下室から居なくなったのを確認すると、モニター室を出て亜美の傍に駆け寄る。


「高崎…おい、高崎っ…大丈夫か?もう終わったぞ…」

本山がそう声を掛けて、亜美の頬を軽く叩く。

「…んっ………ぁ……せんせい…?」

「…おう。起きれるか……?」

「……は、い………」

本山は亜美の冷たい肩に触れ、ゆっくりと上体を起こす。

「とりあえず先生は風呂にお湯張って来るから。お前はこれでも飲んで待っててくれ…」

そう言って本山が手にしたペットボトルの水を渡そうとした時、亜美がおもむろに本山の股間をまさぐり始める。

「…お、おいっ…高崎っ…?」

まただ。
亜美はその日の陵辱が激しければ激しいほど、その後決まってこうして自ら本山を求めてくる。

「高崎!…今日はしなくていいから、な?先生、ちょっと体調悪くてな…だからいいんだ。今日はもう終わったんだ。あとは風呂に入って寝るだけだ。分かるか?」

体調が悪いというのは嘘だった。
そうでもしないと、一度スイッチの入った亜美の衝動は止められないからだ。
過去には亜美にほだされるまま、事に及んだこともある。
しかし、今夜は何となく、本山はそういう気分では無かったのだ。

「…しない…の?せんせ…わたしと……したくないの…?」

亜美は上目遣いに本山を見つめ、そう小さくつぶやく。
なんともいじらしいその様子に、本山は必死で理性を保つ。

「…したいぞ。そりゃ先生はいつだってお前とセックスしたいさ。お前以外の女なんかに興味はないぞ?…だがな、今日はいいんだ。また今度させてくれ。な?」

本山がいつになく優しげにそう説き伏せると、亜美は納得したのかしないのか、それ以上は何も言わなくなった。

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