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セイドレイ【完結】
第42章 原風景
「…でも、お前相当あすかちゃんのこと気に入ったみたいだな?まぁ、自分の好きにすりゃいいが、あんまりのめり込むなよ…?」
「は、はい……肝に銘じて…おきます」
口ではそう言った側から、既に貴之の頭の中は今日の仕事終わりにまたあすかに会いに行く妄想で膨らんでしまう。
「す、すんません…俺、ちょっとトイレ行ってきます」
貴之はそう言うと、徒歩ですぐの所にあるコンビニのトイレに向かい、そそくさと個室に入った。
ズボンを下ろし、便座に腰掛ける。
「はぁ…………」
大きな溜め息をつきながらスマホを取り出すと、何の迷いも無く『セイドレイ』にアクセスした。
そしてスマホを左手に持ち替えると、右手で自身のイチモツを扱き始める。
「あっ…亜美ぃ………はぁっ……はぁっ……」
スマホの小さな画面の中では、かつての恋人である亜美が、その白く大きな尻を揺らしていた。
何者かも分からない男の赤黒い肉棒が、亜美の膣穴へ出入りを繰り返す。
貴之はその動画に、興奮とも、苛立ちとも、羨みとも、その全てとも言えるような複雑な感情を抱きながら、右手のスピードを速めて行く。
「あっ…イクっ…!!」
ものの数十秒だった。
貴之の肉棒から放たれた精液は、トイレの壁に到達する勢いで放たれる。
「はぁっ…はぁっ………はぁっ……」
射精後にたちまち訪れる罪悪感に打ちひしがれながらも、貴之の肉棒はやや硬いままだった。
「…俺、もうどうしたらいいんだよ……亜美……苦しいよ……」
貴之がそう呟くと同時に、動画の中の男はまるで貴之への当てつけかのように、膣内射精を繰り出した。
男が肉棒を引き抜くと、膣穴からはこってりとした大量のザーメンが滴り落ちる。
貴之はそこで画面を閉じ、再び深い溜め息をついた。
「…そろそろ、仕事に戻んなきゃ」
元々、パニック障害を抱えている貴之は、自身の精神が環境や場面によって不安定になってしまうことについての自覚はある。
果たして、亜美との一連の出来事がストレス反応として現れているのかは分からない。
しかし、このまま放っておけば、いずれは他のことが手につかなくなってしまうのでは無いかという一抹の不安がよぎっていた。
「は、はい……肝に銘じて…おきます」
口ではそう言った側から、既に貴之の頭の中は今日の仕事終わりにまたあすかに会いに行く妄想で膨らんでしまう。
「す、すんません…俺、ちょっとトイレ行ってきます」
貴之はそう言うと、徒歩ですぐの所にあるコンビニのトイレに向かい、そそくさと個室に入った。
ズボンを下ろし、便座に腰掛ける。
「はぁ…………」
大きな溜め息をつきながらスマホを取り出すと、何の迷いも無く『セイドレイ』にアクセスした。
そしてスマホを左手に持ち替えると、右手で自身のイチモツを扱き始める。
「あっ…亜美ぃ………はぁっ……はぁっ……」
スマホの小さな画面の中では、かつての恋人である亜美が、その白く大きな尻を揺らしていた。
何者かも分からない男の赤黒い肉棒が、亜美の膣穴へ出入りを繰り返す。
貴之はその動画に、興奮とも、苛立ちとも、羨みとも、その全てとも言えるような複雑な感情を抱きながら、右手のスピードを速めて行く。
「あっ…イクっ…!!」
ものの数十秒だった。
貴之の肉棒から放たれた精液は、トイレの壁に到達する勢いで放たれる。
「はぁっ…はぁっ………はぁっ……」
射精後にたちまち訪れる罪悪感に打ちひしがれながらも、貴之の肉棒はやや硬いままだった。
「…俺、もうどうしたらいいんだよ……亜美……苦しいよ……」
貴之がそう呟くと同時に、動画の中の男はまるで貴之への当てつけかのように、膣内射精を繰り出した。
男が肉棒を引き抜くと、膣穴からはこってりとした大量のザーメンが滴り落ちる。
貴之はそこで画面を閉じ、再び深い溜め息をついた。
「…そろそろ、仕事に戻んなきゃ」
元々、パニック障害を抱えている貴之は、自身の精神が環境や場面によって不安定になってしまうことについての自覚はある。
果たして、亜美との一連の出来事がストレス反応として現れているのかは分からない。
しかし、このまま放っておけば、いずれは他のことが手につかなくなってしまうのでは無いかという一抹の不安がよぎっていた。