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セイドレイ【完結】
第8章 終わりの始まり
そうして、大広間へと移動した4人。
部屋に入るなり、一斉に亜美のカラダへと伸ばされる男たちの手、手、手──。
騎乗位で雅彦の上にまたがった亜美は、下からの激しい突き上げに身をよじらせていた。
もちろん犯されていたのは、本日開通して間もない "もうひとつの性器" 。
気休め程度にローションが塗布されてはいるものの、雅彦の巨根を受け入れるにはまだ十分な拡張がされていない、その穴。
雅彦の無骨な両手が亜美のくびれを掴み上下運動をすると、その豊満な乳房が不規則に揺れ、ひどく艶かしい。
下からの突き上げに見悶えつつ、亜美は両脇に立った健一と慎二の肉棒を、片手で扱き、もう一方は口に含みながら、交互にフェラチオと手コキを繰り返す。
浅黒く毛深い男たちの中では、亜美の透き通るような白い肌がより一層際立っていた。
健一と慎二の股間から汗に混じって漂うすえた臭いが、亜美にとっては男の臭いであり、セックスの臭いだった。
「あぁ…亜美っっ!そろそろイクぞっっ!!イクっっっ!!おおおおお!!!」
雅彦は亜美の乳房を握りつぶしながら、直腸へと射精した。
「ドヒュッ、ドヒュッ…」っと、腸壁を叩く精液の感触が鈍く伝わってくる。
「じゃ、次は俺の番~!親父は休憩してろよ」
すかさず慎二が亜美を仰向けに寝かせ、正常位で肛門に挿入する。
雅彦の精液がローションの役目を果たし、思いのほかスムーズに押し入っていく。
「なんだもうガバガバじゃん!やっぱりとんでもない淫乱女だ!」
その言葉とは裏腹に、慎二はそのアナルの締め付けに歓喜していた。
でっぷりと出た腹が邪魔をするため、腰を奥に奥に打ち付ける。
健一は反対側で亜美の乳房を揉みしだきながら、イヤマチオで喉を犯す。
亜美は短いうめき声を断続的に漏らしながら、自身がただの肉の塊になってしまったかのように感じていた。
「ケツの穴犯されて感じるなんて、この淫売めっ!」
さらにそこへ、慎二が亜美のクリトリスを指でいじり倒す。
「んんっ!!んんんんんんっっ!んぅ…!!」
「へへっ…どうだ?ここがいいのか?こうか?アナル犯されながらおマンコ気持ちいいのか?!」
肛門からの圧迫と、陰核への乱暴な愛撫──。
そんな "ふたつの性器" を同時に刺激され、亜美は腰を浮かして仰け反りかえった。