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セイドレイ【完結】
第8章 終わりの始まり
「んんんんんんんーー!!んんぅ!!んんんっっ!!」
健一の肉棒で口を塞がれたまま、亜美はオーガズムを迎える。
亜美の愛液が慎二をめがけて勢いよく噴出すると、それによって肛門の括約筋に締め上げられた慎二の肉棒にも絶頂が訪れる。
「…おっ!?おおおっっ!!」
亜美はその射精のリズムに合わせるように、「ビクッ、ピクッ」っとカラダを小刻みに震わせながらも、口にくわえた健一の肉棒を決して離すことはしなかった──。
こうして、その後も入れ替わり立ち替わり、亜美の口と肛門を犯した3人。
最後は「おしおき」と称して亜美のアナルに極太バイブを突っ込むと、マングリ返しの格好で部屋の柱にくくりつけ、そのままそこへ放置していったのだった──。
♢♢♢
「ヴーン、ヴーン…──」
深夜の静寂の中、大広間にバイブレーションの振動音がもの哀しく響いていた。
あれからもう何時間が経過したのだろう。
亜美は未だ放置されたままだった。
ずっとこうしていると、この極太のバイブも、そこから発せられる音も、まるで自分のカラダの一部なのではないかとさえ思えてくる。
何度か寝落ちするものの、そのたびに押し寄せるアクメの波が亜美の睡眠を妨げ、目を覚ます──。
もうずっとその繰り返しだった。
(こんなことされて…感じてしまう私は…やっぱり普通じゃない……)
3人に浴びせられた言葉が頭をよぎる。
(あの人たちが言うように……私が淫乱だからなの…?私が…私が…────)
「────アッ……アッアッ、あぁっっ……!!」
また、もう何度目か分からないアクメの波がやってくる。
アナルを初めて貫かれたその日のうちに──しかも無理矢理であるというのに──すでに肛門によるオーガズムを覚えた亜美は、たしかに "淫乱" なのかもしれない。
『ワシの子を孕め!』
『亜美は誰の赤ちゃん欲しい?』
『この淫売っっ!』
雅彦、健一、慎二──。
それぞれ、3人の男の声が脳内再生されたとき。
亜美はこれまでで一番深い絶頂に達したのだった。
(これが…ほんとうの私────?)
それから亜美が拘束を解かれたのは、空も白みはじめた明け方のことだった──。