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セイドレイ【完結】
第47章 夜明けまえ
当分治まりそうに無い男のクレームの嵐に本山が小さくため息をついていた、その時ーー。

「も、申し訳...ございませんっ...」

そう言って、亜美が2人の間に割って入る。

「ほう。なんだ?お前に何かできるのか?謝るだけでは儂は納得せんぞっ!?」

「...はい」

亜美はそう小さく返事をすると、床に正座をし、座礼をする。

「...私が至らない...ばかりに、社長様に不快な思いをさせてしまい...申し訳ございません。私の...オ、オマンコがっ...社長様の、おっ、おチンポ...を気持ち良くさせられないせいで、社長様は動きが激しく...なってしまいっ...余計な汗をっ...かかせてしまいましたっ.....」

亜美のそんな謝罪の言葉を聞き、男の表情が一変する。

「...そ、そうだそうだ...!なんだ、よく分かってるじゃないかっ...で?どうしてくれるんだ??儂の汗はまだ止まっとらんぞっ!?」

「...はい。もし...社長様さえよろしければ...わっ...私の...この舌で...汗を全て...舐め取らせていただいても...よろしいっ...でしょうかっ...?」

(あっ.....ダメっ.......イッちゃうっ)

「...っく、アッ.....」

亜美は、自らが発した惨めな言葉だけで、軽くイッてしまう。
座礼の姿勢のまま、ブルッ、と亜美のカラダが一瞬小刻みに震えたのが、本山には分かった。

「(高崎.....お前って奴は...一体どこまでっ.....)」

そうとは知らぬ男は、更に調子づく。

「ほ~う?そんなことでこの儂を満足させられるのか?まぁいい、とりあえずやってもらおうか。お前の誠意とやらを見せてもらうからなっ!?」

言葉ではそう言いつつも、股にぶら下がる肉棒は上向きに膨らみ始める。

「は、はいっ!.....社長様のお心の広さに...感謝いたします...では.....失礼...します.....」

亜美はそう言うと、ベッドの端に腰掛ける男の足の指に舌を這わせた。

まず右足の親指を口に含むと、それから一本ずつ、蒸れた臭いのする指と指の間に舌を絡めて行く。

「...もっと誠心誠意、心を込めて舐めんかっ!まったく、躾がなっとらんぞこの牝犬はっ...!」

「あむっ.....もうひわけっ...ごらいまへんっ.....んっ...」
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