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セイドレイ【完結】
第49章 業火
「さ~て、ゆっくり休憩も取れたことですし、我々は2回戦と行きますかな...?」

会員の一人がそう言ったのを皮切りに、マットの上に寝転がる亜美の元へ会員達がぞろぞろと群がって行く。

「...ちっくしょう...!俺達はただ黙って見ているしかねぇのかよっ...!!結局俺達は...亜美に何も...してやれねぇってことなのかよ...」

健一が唇を噛み、悔しさを滲ませる。

「...すまない。全てワシのせいだ.....ワシが...」

雅彦がそう言いかけると、そこへすかさず新堂が口を挟む。

「その通りだな、雅彦よ。お前さえ居なければこんなことにならなかった。健一、お前だって亜美からしたら同罪だ。前にも言ったはずだが、今更改心したところで救われるとでも?お前は亜美を救いたいんじゃない、自分の罪から逃れたいだけだ。お前ら5人ともそうじゃないか。亜美のカラダを好き放題貪っておいて、虫が良すぎるぞ?...これがお前達のしようとしてたことなんだよ。その現実をしかと目に焼き付けておくんだな」

新堂の辛辣な言葉が5人に浴びせられる。

目の前で、動かなくなった亜美に襲い掛かる男達。

三角木馬の拷問によって紅く腫れた亜美の性器に、肉棒が容赦なく突き刺さる。


数分が経過し、亜美は意識を取り戻す。

(あれ...私.....?)

ぼんやりと開いた瞼に映るのは、自分を犯す男の顔。
本能を剥き出しにした、ケダモノの顔。

そして周りを取り囲む、同じ顔をした男達の群れ。


(あぁ...そっか。私...これが私の.....運命、なんだな...)



「...おぉ?お目覚めか?俺のチンポが気持ち良くて目ぇ覚めちまったんだろぉ?」

乱暴に腰を振る男。
この男は誰だったか。
もうそんなことすら、亜美にはどうでも良かった。

陰部がヒリヒリと痛む。
しかしそれと同時に、肉棒が膣肉を抉る快感が襲って来る。

もう良いではないかーー。

亜美の心の声が、そう囁く。

普通に生きること。
母親になること。

それがもう叶わないのなら。

この身に押し寄せる快楽の波に、ずっと打ち拉がれていたい。

思考を捨て。
尊厳さえも捨てて。

ただの肉塊として生きられるのならば。

ーーそれが許されるのならば。


「あっ...!あんっ...おちんぽっ!おちんぽすきぃっ!!もっとっ...もっとぉ.....」
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