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セイドレイ【完結】
第53章 落日

武田家で暮らしていた頃、亜美に対し最も卑劣なやり方で接していた慎二が、今ではこんな風に懺悔を口にする。
どちらかと言えば、先に出所し亜美の夫となった健一よりも、慎二の方が贖罪の日々を生きているようだった。
これは、元々亜美に対してどういうつもりで接していたかの差であろうか。
どちらも亜美を陵辱した事には変わりなく、その罪の重さは変わらない。
しかし、ある時期から亜美に対し身勝手ながらも恋愛感情を抱くようになっていた健一は、亜美からの求婚を『赦し』と解釈した。
一方、亜美を性処理の為の肉便器として扱っていた慎二にとって、その『赦し』はより罪悪感を強め、薄らぐどころか日毎に増して行くのだ。
事実、この家に暮らすようになってから、慎二の方からは亜美に指一本触れようとしていない。
...慎二の方からは。
「...慎二さん、今日は一緒に...お風呂に入りませんか?」
「えっ...?でっ、でも...」
「...ダメ?」
「ちっ、違うよっ...全然っ...ダメとかそんなんじゃ.....ないけど...」
亜美は今日も、あの日々の『続き』を生きているのだ。
「あ、亜美...その格好っ...!?」
浴室の脱衣所に現れた亜美の姿に慎二は目を丸くする。
「...久しぶりにこういうのもいいかなって思って...変です...?」
頬を赤らめ、少し照れた様子で亜美が身にまとっていたのは、白いハイレグの競泳水着だった。
肌にピッタリと密着した水着は、亜美のカラダのメリハリをより強調させている。
はち切れんばかりの爆乳は、水着の色が白いせいで乳首と乳輪が見事に透けてしまっていた。
恐らく、コスプレ用に作られた水着なのであろう。
極端に切り込みが深いハイレグはTバックになっており、そのせいで亜美の肉厚な恥丘のワレメに食い込んでいる。
「へっ、変じゃないっていうかむしろめちゃくちゃ似合ってるけど...どうして急に...?」
慎二は躊躇する素振りを見せながらも、そのあまりに情欲を掻き立てる亜美の姿に、たちまち股間を膨らませる。
「...あの子達に...あんな素敵なお祝いを頂いたんで...そのお礼です。今日はこれも使って...『ご主人様』に御奉仕しますね?」
「ご主人様って...」
かつての『奴隷』は、ローションを手に持っていた。
どちらかと言えば、先に出所し亜美の夫となった健一よりも、慎二の方が贖罪の日々を生きているようだった。
これは、元々亜美に対してどういうつもりで接していたかの差であろうか。
どちらも亜美を陵辱した事には変わりなく、その罪の重さは変わらない。
しかし、ある時期から亜美に対し身勝手ながらも恋愛感情を抱くようになっていた健一は、亜美からの求婚を『赦し』と解釈した。
一方、亜美を性処理の為の肉便器として扱っていた慎二にとって、その『赦し』はより罪悪感を強め、薄らぐどころか日毎に増して行くのだ。
事実、この家に暮らすようになってから、慎二の方からは亜美に指一本触れようとしていない。
...慎二の方からは。
「...慎二さん、今日は一緒に...お風呂に入りませんか?」
「えっ...?でっ、でも...」
「...ダメ?」
「ちっ、違うよっ...全然っ...ダメとかそんなんじゃ.....ないけど...」
亜美は今日も、あの日々の『続き』を生きているのだ。
「あ、亜美...その格好っ...!?」
浴室の脱衣所に現れた亜美の姿に慎二は目を丸くする。
「...久しぶりにこういうのもいいかなって思って...変です...?」
頬を赤らめ、少し照れた様子で亜美が身にまとっていたのは、白いハイレグの競泳水着だった。
肌にピッタリと密着した水着は、亜美のカラダのメリハリをより強調させている。
はち切れんばかりの爆乳は、水着の色が白いせいで乳首と乳輪が見事に透けてしまっていた。
恐らく、コスプレ用に作られた水着なのであろう。
極端に切り込みが深いハイレグはTバックになっており、そのせいで亜美の肉厚な恥丘のワレメに食い込んでいる。
「へっ、変じゃないっていうかむしろめちゃくちゃ似合ってるけど...どうして急に...?」
慎二は躊躇する素振りを見せながらも、そのあまりに情欲を掻き立てる亜美の姿に、たちまち股間を膨らませる。
「...あの子達に...あんな素敵なお祝いを頂いたんで...そのお礼です。今日はこれも使って...『ご主人様』に御奉仕しますね?」
「ご主人様って...」
かつての『奴隷』は、ローションを手に持っていた。

