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第53章 落日

雅彦は挿入したまま立ち上がると、亜美の下半身を手前へ引き寄せ思い切り前傾し、マングリ返しの体勢を取る。

これでもかと体重を掛けた重たいピストンが、ズンッ、ズンッ、と亜美の子宮口を目掛けて繰り出される。

「...どこのどいつに犯られてるんだっ！？言ってみろっ！？」

ここまで無言で腰を振っていた雅彦が、ようやく口を開く。

「あんっっ！！...っ、会社の...ひとっ.....ほかにもいっぱぃ...知らない...男のひとっ...いっぱぃぃ...あぁっ...」

「それは...ワシのせいか？お前をこんな風にしたのはっ...ワシのせいなのかっ！？亜美っ...どうなんだっ...！！？」

「んんっっ！...そぉ...っ...お父様のっ...せぃ...お父様がっ...わたしを...さみしくっ...させたからぁ.....ぜんぶっ...お父様のせぃ...あっあっ...あああっ！」

「ぐっ...！そんな奴らの種でお前は孕むんだなっ？！それでいいんだなっ！？ワシの子じゃなくてもっ...いいんだなっ！？」

「...ぃやぁっ...お父様がっ...いいのっ...お父様のっ...赤ちゃん欲しいのっ.....ああっっ...ｲｸｯ.....またｲｯちゃうっ...のぉ...あっ！あぁぁ.....」

怒りに任せた雅彦の腰付きが、亜美を無限のオーガズムへといざなう。

「畜生っ...！全部っ...掻き出してやるっ！誰に何度種付けされようがっ...このワシが掻き出してやるっ...！！亜美っ！お前はワシの女だっ！！」

「あっ.....あぁっ.....うれ...しっ.....わたしのっ.....おとぉさまっ.....わたしだけの.....おとぉ...さま.....ぁ...」

雅彦は更に前傾し、亜美のカラダは90度以上に屈折する。
そしてついに亀頭の先端が子宮口を捕えると、いよいよ雅彦を強烈な射精感が襲う。

「...っ、お前はワシのものだっ！もう誰にもやらんっ！！もう絶対に目を逸らさんっ！！お前を二度と離さんっ！！だから...今度っ...こそぉぉおおおっ...ワシの子を孕んでくれっ......イクぞ？イクぞっ？？！おおっ...おっ！...ぉおおおおおおおっっ！！おおっ！！んんっ！うんんんんんぅ！！！！！！」

「あっ...ああんっ...ああああんんっ！！お父様っ...おとぉさまぁああああっ！！」