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セイドレイ【完結】
第53章 落日
そんな亜美の戸惑いを知ってか知らずか、酒井は挿入したまま亜美の膝裏に腕を回し込み抱え上げると、その場に立ち上り、背面駅弁の体勢を取る。

「キャッ...!??」

屈強な酒井によって小柄な亜美はいとも簡単に持ち上げられ、その様子はまさに玩具そのものだった。

酒井は、更に勢いをつけた重いピストンを、ズン、ズン、と繰り出す。
たちまち亜美のカラダはニュートンのゆりかごのように揺さぶられ、子供部屋の宙を舞う。

「ううっ...うぐぅっ...!あっ...あんっ...うぅぅぅ.....あっ!あぁぁんっ...」

少しずつではあるが、痛みの中に快感が混ざり始めたのだろう。
亜美のうめき声は、次第に艶を帯びた喘ぎへと変わって行く。

すると酒井はおもむろに歩き出し、部屋の隅に置かれた姿見の前まで移動する。
縦長のその鏡は、普段、愛する我が子に毎朝服装をチェックさせるために置かれたもの。

しかし今、その鏡に写るのは、息子達の知らない母親の姿だった。

「...ほら、ちゃんと顔上げて鏡見ろ」

背後から酒井にそう促された亜美は、恐る恐る顔を上げて、鏡に写る自分の姿を見る。
大柄な酒井に抱えられ、大きく開脚した自分の姿を見た亜美は、何を思ったのだろう。

かつての恋人から届いた結婚式の招待状を膣に捩じ込まれ、肛門には鮮血の滲んだ極太の肉棒が突き刺さっている。

「...おら、よく見ろ?ん?お前が望んだことなんだからなぁ...!」

「いっ...やぁ.....あんっ.....ゴメンナサイッ...んっ...あぁぁっ.....あっ...」

酒井がピストンのギアをトップに入れる。
肉棒が高速で肛門を出入りし、亜美の豊満な乳房が上下にバウンドする。
かなりの体格差によるその様子は、性行為と呼ぶにはあまりに惨たらしく、女囚を串刺しにして内蔵を掻き回す拷問のようだった。

そんな状況ですら、亜美の肛門は無意識に緩急をつけ、酒井の肉棒に絡みつく。
叩き込まれた性奴隷としての哀しい"サガ"が、今もこうして男を悦ばせてしまうのだ。

「んぉ...おっ...おぉ...!いいぜぇ...?やっぱお前はこうじゃなくちゃなっ.....おぉっ...んんっ...!」

尻穴の甘美な締め付けに、いよいよ酒井も余裕が無くなって来たようだ。
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