この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セイドレイ【完結】
第53章 落日

「おっ…!おほぉ…おっおっ……そうだ…1滴残らず吸い出せよ…?俺のションベンっ…」
「んっんっ…んんぅ……」
亜美は、尿道に残る小便までをも丁寧に吸い出す。
そうしている内に、萎んでいた肉棒が口の中で徐々に膨張を始める。
排尿を終えた男は、そのままイラマチオへと移行するようだ。
亜美の頭部を鷲掴みにし、一気に肉棒を喉奥まで捩じ込むと、激しく腰を降り始めた。
「ぐふっ…!?んんぅっ…がはぁっ!…んんんんっ!!!!」
喉が焼けるように熱い。
亜美は目にいっぱいの涙を溜め込み、嘔吐くのを堪えながらも必死で肉棒に食らいついた。
鎖が軋む音が無機質に鳴り渡る。
やがて頭がぼーっと真っ白になりかけた矢先、唐突な射精が開始された。
「…おっ!おっ…!イクッ…おぅっ!おおっ!!…んおおおおっ!!」
雄叫びと共に亜美の口内で肉棒が暴れ出すと、たちまち生臭い精液が鼻を抜ける。
焼けた喉をビュルビュルとザーメンが叩く脈動を感じながら、亜美はそれをさも慈しむかのように飲み干して行く。
目隠しされていても、亜美が恍惚の表情を浮かべているのが分かる。
小便と精液に塗れた肉棒を亜美は口で綺麗に清めると、名残惜しむかのようにそっと口から離した。
「…んっ…ゴクッ………ごちそぅ…さま…でしたっ…」
人の気配から察するに、どうやら亜美が知らない男らがこの場所には居るようで、失神して気を失っている間にも数人増えたようだ。
いよいよ、酒井が企てた売春ビジネスが本格的に始動したということなのだろうか。
幸か不幸か、既に亜美は妊娠している為、現時点では避妊の必要も無い。
最も、そんなことを気に留める男はこの空間には存在していないのだが。
それでいいーー。
亜美はそんなことを思う。
もう中途半端なのだけは御免である。
いっそこのまま、またどこかへ監禁されてしまいたいと思う程に、亜美は内なる衝動に対し一切のブレーキを解除していた。
決して家族のことを忘れた訳では無い。
むしろ、何も知らない子供達を思うとこれ以上無い罪悪感に苛まれる。
しかし、そのことがより一層、亜美に劇的な官能をもたらすのだ。
大事なものは奪われてこそ、その尊さを思い知る。
それは両親を事故で亡くし、更に追い討ちをかけるように雅彦に処女を奪われたあの日から、亜美の中に棲みついてしまった淫魔が見せる幻影だった。
「んっんっ…んんぅ……」
亜美は、尿道に残る小便までをも丁寧に吸い出す。
そうしている内に、萎んでいた肉棒が口の中で徐々に膨張を始める。
排尿を終えた男は、そのままイラマチオへと移行するようだ。
亜美の頭部を鷲掴みにし、一気に肉棒を喉奥まで捩じ込むと、激しく腰を降り始めた。
「ぐふっ…!?んんぅっ…がはぁっ!…んんんんっ!!!!」
喉が焼けるように熱い。
亜美は目にいっぱいの涙を溜め込み、嘔吐くのを堪えながらも必死で肉棒に食らいついた。
鎖が軋む音が無機質に鳴り渡る。
やがて頭がぼーっと真っ白になりかけた矢先、唐突な射精が開始された。
「…おっ!おっ…!イクッ…おぅっ!おおっ!!…んおおおおっ!!」
雄叫びと共に亜美の口内で肉棒が暴れ出すと、たちまち生臭い精液が鼻を抜ける。
焼けた喉をビュルビュルとザーメンが叩く脈動を感じながら、亜美はそれをさも慈しむかのように飲み干して行く。
目隠しされていても、亜美が恍惚の表情を浮かべているのが分かる。
小便と精液に塗れた肉棒を亜美は口で綺麗に清めると、名残惜しむかのようにそっと口から離した。
「…んっ…ゴクッ………ごちそぅ…さま…でしたっ…」
人の気配から察するに、どうやら亜美が知らない男らがこの場所には居るようで、失神して気を失っている間にも数人増えたようだ。
いよいよ、酒井が企てた売春ビジネスが本格的に始動したということなのだろうか。
幸か不幸か、既に亜美は妊娠している為、現時点では避妊の必要も無い。
最も、そんなことを気に留める男はこの空間には存在していないのだが。
それでいいーー。
亜美はそんなことを思う。
もう中途半端なのだけは御免である。
いっそこのまま、またどこかへ監禁されてしまいたいと思う程に、亜美は内なる衝動に対し一切のブレーキを解除していた。
決して家族のことを忘れた訳では無い。
むしろ、何も知らない子供達を思うとこれ以上無い罪悪感に苛まれる。
しかし、そのことがより一層、亜美に劇的な官能をもたらすのだ。
大事なものは奪われてこそ、その尊さを思い知る。
それは両親を事故で亡くし、更に追い討ちをかけるように雅彦に処女を奪われたあの日から、亜美の中に棲みついてしまった淫魔が見せる幻影だった。

