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セイドレイ【完結】
第53章 落日

寂れた倉庫内に、亜美の喘ぎ声がこだまする。
雅彦にはそれが、悲痛な叫びにも、歓喜の響きにも聴こえていた。
破滅への呪詛なのか、はたまた祝福の賛美か。
あるいはその両方かーー。
それはあの夜も同じだった。
もう、雅彦にはどうすることもできなかった。
ただ、愛した女が目の前で壊れ行く様を黙って見届けること。
それが雅彦に課せられた、亜美への最後の償いなのかもしれない。
「あああっ…くっ…きもちいぃ…!俺、セックスしてるっ…!セックスしてるよぉぉぉぉ!!おああああああっ!!」
童貞男の身勝手な腰つきが、亜美の子宮にえぐりかかる。
そこに宿る生命の尊厳を破壊するかのように。
「あっあっ…あんっ!あんんっ!!らめっ…おなかっ…こわれちゃ…ああああっっ!!」
「んんっ…?おっ、俺のチンポで赤ちゃん壊して欲しいってことっ?ねぇっ?そうなんだよねっ??…おっ、おらっ…ちゃんと言えよっ!?」
「あああっ…!!はぃ…はいぃぃ…っ、こわひてっ…あかちゃ……こわしてぇぇ!!!!ああああああっっ!!!!」
亜美はそう絶叫しながら、大量の潮を噴き出した。
その飛沫の勢いは、手前に立つ雅彦まで届く程だった。
「うぉっ!?すっ…すっげぇ……そ、そうかぁ…へへっ…くっ、壊してっ…やるっ!!ぶっ壊してやるよぉぉ!!ああっ…イきそっ…イクッ…イクイクッ…一週間分のザーメンっ…出るぅ!出ちゃう!!あああああ!!!!!あ゛っ!!」
「あんっ!!?あっ…あつぅぃ…の……あっ?…またっ…イクッ…んんっ…!!」
「ああっ…出るぅぅ…まだ出てるぉ…てか締め付けっ…ヤバっ…何これっ…おっ…?おおっ…!スゴッ…」
射精直後の敏感な肉棒に、亜美の膣肉は更に執拗に絡み付き締め上げる。
極上の膣圧に酔いしれるその男に、雅彦はつい自身の2人の息子の影を重ねてしまう。
それは、初めて知る女の味が亜美であるという、不幸。
この童貞男も、もう二度と普通の日常には戻れまい。
愛を伴うセックスを知らないままに、亜美によってケダモノの本能だけを目覚めさせられてしまったからだ。
責任を亜美に押し付けているわけでは断じて無い。
ただ、雅彦は知っているというだけだ。
亜美にかどわかされたら最後、それは人の道を外れることを意味するのだとーー。
雅彦にはそれが、悲痛な叫びにも、歓喜の響きにも聴こえていた。
破滅への呪詛なのか、はたまた祝福の賛美か。
あるいはその両方かーー。
それはあの夜も同じだった。
もう、雅彦にはどうすることもできなかった。
ただ、愛した女が目の前で壊れ行く様を黙って見届けること。
それが雅彦に課せられた、亜美への最後の償いなのかもしれない。
「あああっ…くっ…きもちいぃ…!俺、セックスしてるっ…!セックスしてるよぉぉぉぉ!!おああああああっ!!」
童貞男の身勝手な腰つきが、亜美の子宮にえぐりかかる。
そこに宿る生命の尊厳を破壊するかのように。
「あっあっ…あんっ!あんんっ!!らめっ…おなかっ…こわれちゃ…ああああっっ!!」
「んんっ…?おっ、俺のチンポで赤ちゃん壊して欲しいってことっ?ねぇっ?そうなんだよねっ??…おっ、おらっ…ちゃんと言えよっ!?」
「あああっ…!!はぃ…はいぃぃ…っ、こわひてっ…あかちゃ……こわしてぇぇ!!!!ああああああっっ!!!!」
亜美はそう絶叫しながら、大量の潮を噴き出した。
その飛沫の勢いは、手前に立つ雅彦まで届く程だった。
「うぉっ!?すっ…すっげぇ……そ、そうかぁ…へへっ…くっ、壊してっ…やるっ!!ぶっ壊してやるよぉぉ!!ああっ…イきそっ…イクッ…イクイクッ…一週間分のザーメンっ…出るぅ!出ちゃう!!あああああ!!!!!あ゛っ!!」
「あんっ!!?あっ…あつぅぃ…の……あっ?…またっ…イクッ…んんっ…!!」
「ああっ…出るぅぅ…まだ出てるぉ…てか締め付けっ…ヤバっ…何これっ…おっ…?おおっ…!スゴッ…」
射精直後の敏感な肉棒に、亜美の膣肉は更に執拗に絡み付き締め上げる。
極上の膣圧に酔いしれるその男に、雅彦はつい自身の2人の息子の影を重ねてしまう。
それは、初めて知る女の味が亜美であるという、不幸。
この童貞男も、もう二度と普通の日常には戻れまい。
愛を伴うセックスを知らないままに、亜美によってケダモノの本能だけを目覚めさせられてしまったからだ。
責任を亜美に押し付けているわけでは断じて無い。
ただ、雅彦は知っているというだけだ。
亜美にかどわかされたら最後、それは人の道を外れることを意味するのだとーー。

