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セイドレイ【完結】
第10章 胎動
映像の中の女は、巨漢の下敷きになりながらも、その男の首に腕を回し、腰をくねらせている。
今モニターの前で同じように腰を振る自分と映像がリンクしているようだった。
亜美をどうしようもない羞恥が襲うが、まるでそのモニターの中の女に見せつけるように、亜美の動きも激しさを増していく。
「あんっ!ご主人さまぁぁ…きっきもちいぃぃ!おまんこ気持ちいぃぃいい!」
今までなら、たとえ命令であっても躊躇していた淫語が口をついて出てくる。
いやらしい言葉を発する度に、カラダの奥がキュッと締め付けられような感覚が襲う。
「ふんっ!亜美はおマンコしたくて赤ちゃん殺しちゃう変態女だもんねっ?!傷付いたふりして本当はご主人様のおチンポのことばっかり考えてたんだもんねっ!!おらっ!!」
慎二は容赦ない言葉を亜美に浴びせながら、またひと回りほど大きくなったように思える亜美の尻の土手を平手打ちする。
パン!パン!とその音が響く度に、亜美の膣壁は収縮を繰り返し、慎二の肉棒に絡みつく。
「おらっ!イケっっ!!犯されて悦んでる自分を見てイケっ!この淫売女っ!!」
「ご主人さまっ!イクっ…!あぁんっ!イッチャウイッちゃうぅぅ!!」
「あっ!俺もイクぅっ…!赤ちゃん汁出ちゃうよっ!んんんんんっ!ああっ!!あ」
またしても二人が絶頂を迎えた時、モニターの中に映る二人も同時に果てていた。
「うーん…これはやっぱり消すのもったいないな」
モニターの前で慎二はそういうと、なにやら画面を操作する。
「今のは…?」
「あぁ、これ?うん、消しちゃおうと思ったんだけどさ。せっかく亜美が俺の本当の奴隷になった記念動画だから、保存して持ってこうと思って」
「そう…ですか…」
慎二は操作を終え、引き出しにしまってあったUSBメモリにその動画ファイルを保存した。
「大丈夫!こっちのデータは消しといたからさ。親父にはバレないよ」
「あ、ありがとうございます…」
「せっかく俺達本当に愛し合えたのに…畜生…俺の亜美をほかの奴らに抱かせるなんて…」
「あの…ご主人様。ちなみに私はいつごろからその…お客様としなきゃいけないんでしょうか…」
「確か親父の話だと、来週くらいに最初の客が来るって言ってたけどな。なんかどっかの政治家のおっさんとか言ってたけど。ったく、どいつもこいつも変態だぜ」