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セイドレイ【完結】
第54章 最終章:夢のあと
亜美が部屋に入ると、慎二はベッドの上でスマホを操作していた。
「お…待ってたよ……てか、今日もすごそう…」
「そう…ですか……」
「…じゃ、そろそろ準備する?」
「はい……"ご主人様"」
亜美は慎二の目の前でバスタオルを脱ぎ、全裸になる。
「…またおっぱいおっきくなった…?お腹もだいぶ目立って来たね」
「えぇ……」
すると慎二は、油性マジックを取り出し、亜美のカラダの真っ白なキャンバスに、様々な文字や記号を書き込んで行く。
肌を掠めるペン先が、妙にこそばゆい。
「…よぉし、今日も完璧~!ていうかもはや芸術の域?」
慎二はそう言って、亜美のカラダを満足気に眺める。
そこに書き込んだのは、淫語の数々。
陰部や尻の穴にまでびっしりと、惨たらしくも淫靡な文字が踊る。
「あっ…ありがとう…ございますっ……」
亜美はそれだけで、どうしようもなく膣を濡らし始める。
「ま、ご主人様の手に掛かればこんくらい朝メシ前よぉ~!…なんちゃって。へへっ……ごめん、なんかまだしっくりこないよね。やっぱり思い出せなくて…でっ、でも!少しずつ…また昔みたいにできるように俺…頑張るから…だからっ…!」
そう言う慎二を、亜美はそっと抱き締める。
「あっ…亜美…?」
「…いいの。慎二さん…ありがとう。私は今のままで十分。だから…無理しないで…?」
亜美は慎二の耳元でそう囁くと、そのまま唇を重ね、熱のこもったディープキスを始める。
「んっ…んぁぁ……ぁ…みぃ……ぅんぉっ…んっ」
互いの舌が唾液で糸を引くと、慎二の股間はたちまち膨らみを増す。
「…んふっ……健一さんも慎二さんも…うちは甘えん坊さんが多いのかな…?帰って来たら、この続きをしましょう…?」
「う…うんっ!……じゃ、じゃあ……そろそろ行こうか?」
「はぁい。私の可愛い"ご主人様"…」
慎二は全裸の亜美に、黒いレザーのニーハイソックスを履かせ、首輪を着けると、薄手のコートを羽織らせた。
2人は足音を殺し、子供達を起こさないようにひっそりと家を出る。
亜美は玄関先に出たところで、ふと家の中を振り返る。
正面の廊下の突き当たり、そのふすまの向こう側に、今も雅彦が居るような気がした。
(お父様…行ってきます)
亜美心の中でそう呟くと、慎二の運転する車へと乗り込み、夜の闇へと消えて行ったーー。
「お…待ってたよ……てか、今日もすごそう…」
「そう…ですか……」
「…じゃ、そろそろ準備する?」
「はい……"ご主人様"」
亜美は慎二の目の前でバスタオルを脱ぎ、全裸になる。
「…またおっぱいおっきくなった…?お腹もだいぶ目立って来たね」
「えぇ……」
すると慎二は、油性マジックを取り出し、亜美のカラダの真っ白なキャンバスに、様々な文字や記号を書き込んで行く。
肌を掠めるペン先が、妙にこそばゆい。
「…よぉし、今日も完璧~!ていうかもはや芸術の域?」
慎二はそう言って、亜美のカラダを満足気に眺める。
そこに書き込んだのは、淫語の数々。
陰部や尻の穴にまでびっしりと、惨たらしくも淫靡な文字が踊る。
「あっ…ありがとう…ございますっ……」
亜美はそれだけで、どうしようもなく膣を濡らし始める。
「ま、ご主人様の手に掛かればこんくらい朝メシ前よぉ~!…なんちゃって。へへっ……ごめん、なんかまだしっくりこないよね。やっぱり思い出せなくて…でっ、でも!少しずつ…また昔みたいにできるように俺…頑張るから…だからっ…!」
そう言う慎二を、亜美はそっと抱き締める。
「あっ…亜美…?」
「…いいの。慎二さん…ありがとう。私は今のままで十分。だから…無理しないで…?」
亜美は慎二の耳元でそう囁くと、そのまま唇を重ね、熱のこもったディープキスを始める。
「んっ…んぁぁ……ぁ…みぃ……ぅんぉっ…んっ」
互いの舌が唾液で糸を引くと、慎二の股間はたちまち膨らみを増す。
「…んふっ……健一さんも慎二さんも…うちは甘えん坊さんが多いのかな…?帰って来たら、この続きをしましょう…?」
「う…うんっ!……じゃ、じゃあ……そろそろ行こうか?」
「はぁい。私の可愛い"ご主人様"…」
慎二は全裸の亜美に、黒いレザーのニーハイソックスを履かせ、首輪を着けると、薄手のコートを羽織らせた。
2人は足音を殺し、子供達を起こさないようにひっそりと家を出る。
亜美は玄関先に出たところで、ふと家の中を振り返る。
正面の廊下の突き当たり、そのふすまの向こう側に、今も雅彦が居るような気がした。
(お父様…行ってきます)
亜美心の中でそう呟くと、慎二の運転する車へと乗り込み、夜の闇へと消えて行ったーー。