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女ざかりの恋の音色は
第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と
深い穴に引きずりこまれるような感覚になって、芙実は理志にしがみついた。
芙実の絶頂に合わせて理志も欲望を迸らせた。

「あ・・・・・あぁ・・・・・・・」

ビクンビクンと痙攣する芙実を理志がぎゅ・・・・・と抱きしめる。

(気持ち良かった・・・・・・・)

久しぶりに感じる快楽の余韻に芙実は浸った。

理志がはーっと大きく息を吐いた。

芙実は慌てて理志に寄りかかっていた身体を起した。脱力して体重をかけすぎてしまったと思った。

理志は柵に頭をもたれかけて空を見上げるようにして目を瞑っていた。
はぁはぁと肩を上下させて息をしている。

男らしい顎から喉へのラインが美しく、シャツからのぞく鎖骨まで色気で溢れている。
疲労が重なっていたからか、いつもより弱々しく見え、それが妖艶さを増しているようだった。

(かっこいい・・・・・・。エロくてかっこいい・・・・・・!)

理志は芙実に見つめられていることに気付いて微笑んだ。

「ねみー・・・・・・。出したらすごい眠気きた」

芙実を抱き寄せて芙実の肩に顔を埋めた。

「早く芙実とゆっくり惰眠を貪りたい・・・・・・」

芙実はおそるおそる手をあげて理志の頭を撫でた。

「あ、それいいね・・・・・・。気持ちいー・・・・・」

理志の髪の感触を楽しむようにゆっくりと撫でる。
肩に置かれた理志の頭がずし・・・・・と重たくなった。

「理志さん・・・・・・?」

理志はハッとして頭を上げた。

「ヤバイ、一瞬飛んだ」

相当疲れているようだ。それなのにセックスさせてしまって、申し訳なくなってくる。

「ごめんなさい、疲れてるのに・・・・・・」

芙実は理志の頬を両手で包んで撫でた。
うっすらとクマができている。目の下を指でなぞる。

「謝らないでよ。俺だってしたかったし、すごい気持ち良かったし。また仕事頑張れそう」

芙実を引き寄せてキスをする。
唇を合わせながら何か思い出したようにふふっと笑う。
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