この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女ざかりの恋の音色は
第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と
「ブラック芙実ちゃんになると、Sッ気満載になるね。なんか虐められてる気がしてドキっとした。会社の屋上でオナニーしながらフェラしちゃうし、積極的~」
言われて芙実は突然激しい羞恥心に襲われた。
性欲が満たされて、理志とイチャイチャできたことで心も満たされ、殺伐とした気持ちと攻撃性は今はどこかへ行ってしまった。
理志を挑発したことが思い出され、何を経験豊富な女子みたいなことをしてるんだという恥ずかしさで赤面した。
客観的にみたら都会のイケてる女子みたいではないか。
「ひー~~~ッ!わ、私ったらなんてことを・・・・・・!」
あまりの恥ずかしさに悶える芙実を見て理志がぷーっと噴出した。
「ひーって・・・・・。いつもの芙実に戻っちゃったなぁ」
理志が芙実の手を取ってキスした。
「ほんと、面白い」
理志の表情が明るくなって安心する。
恥ずかしいけど、理志が笑ってくれたらいいかと思えてくる。
寒気を感じて芙実がくしゃみをする。
「ごめんごめん、寒いね。そろそろ行こうか」
「はい」
服を整えて立ち上がる。
もう一度キスをして見つめあう。
「落ち着いたら結婚の挨拶のこと、ちゃんと進めよう」
「・・・・・・はい」
「家に帰った時に芙実がいてくれたらいいのになーっていつも思ってる」
理志の愛情を感じて胸が温かくなる。
芙実は照れながら頷いた。
「私もいってらっしゃいの時にネクタイ直したり、お弁当忘れてるよーって追いかけたり、酔っ払ってリビングで寝てるところを’ここで寝ちゃだめ!’って叱ったりしたいなって思ってます」
「あはは、どれもベタだなー」
「い、いいんです。ベタで」
理志は柔らかく微笑むと、芙実の手をとって階段へ降りる扉を開く。
言われて芙実は突然激しい羞恥心に襲われた。
性欲が満たされて、理志とイチャイチャできたことで心も満たされ、殺伐とした気持ちと攻撃性は今はどこかへ行ってしまった。
理志を挑発したことが思い出され、何を経験豊富な女子みたいなことをしてるんだという恥ずかしさで赤面した。
客観的にみたら都会のイケてる女子みたいではないか。
「ひー~~~ッ!わ、私ったらなんてことを・・・・・・!」
あまりの恥ずかしさに悶える芙実を見て理志がぷーっと噴出した。
「ひーって・・・・・。いつもの芙実に戻っちゃったなぁ」
理志が芙実の手を取ってキスした。
「ほんと、面白い」
理志の表情が明るくなって安心する。
恥ずかしいけど、理志が笑ってくれたらいいかと思えてくる。
寒気を感じて芙実がくしゃみをする。
「ごめんごめん、寒いね。そろそろ行こうか」
「はい」
服を整えて立ち上がる。
もう一度キスをして見つめあう。
「落ち着いたら結婚の挨拶のこと、ちゃんと進めよう」
「・・・・・・はい」
「家に帰った時に芙実がいてくれたらいいのになーっていつも思ってる」
理志の愛情を感じて胸が温かくなる。
芙実は照れながら頷いた。
「私もいってらっしゃいの時にネクタイ直したり、お弁当忘れてるよーって追いかけたり、酔っ払ってリビングで寝てるところを’ここで寝ちゃだめ!’って叱ったりしたいなって思ってます」
「あはは、どれもベタだなー」
「い、いいんです。ベタで」
理志は柔らかく微笑むと、芙実の手をとって階段へ降りる扉を開く。