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女ざかりの恋の音色は
第3章 近づきたい
電話を切って、ブログの管理画面をチェックする。
アクセス数が減っている。ここしばらく更新できていないからだ。
今日は更新するぞ!と思っていたが、どうも気分が乗らない。
理志とのことが頭に浮かんでしまうのだ。
理志の言う通り、難しく考えすぎなのだろうか。
たまたまあの西野という友人がライブに行けなくなって、たまたま私に譲ってくれるという話になっただけなのだろうか。
考えれば考えるほど、理志は軽い気持ちで誘ったとしか思えなくなってくる。
本当は別に一緒に行きたいと思う女の子は沢山いて、でもたまたまあの時、芙実が行きたがっていたことを知ったから声をかけてくれたのだ。
そう考えるのが一番しっくりくる。
スマホに入っている理志の連絡先を見て、違和感を感じる。
自分の交友関係に登録されるようなジャンルの人ではないのに・・・・・・・。
芙実は深く考えるのはよそうと頭を振った。
木曜日のライブが終われば、それで終わりなのだ。
きっとまた、’ただの職場の人’に戻れるのだから・・・・・・・。
アクセス数が減っている。ここしばらく更新できていないからだ。
今日は更新するぞ!と思っていたが、どうも気分が乗らない。
理志とのことが頭に浮かんでしまうのだ。
理志の言う通り、難しく考えすぎなのだろうか。
たまたまあの西野という友人がライブに行けなくなって、たまたま私に譲ってくれるという話になっただけなのだろうか。
考えれば考えるほど、理志は軽い気持ちで誘ったとしか思えなくなってくる。
本当は別に一緒に行きたいと思う女の子は沢山いて、でもたまたまあの時、芙実が行きたがっていたことを知ったから声をかけてくれたのだ。
そう考えるのが一番しっくりくる。
スマホに入っている理志の連絡先を見て、違和感を感じる。
自分の交友関係に登録されるようなジャンルの人ではないのに・・・・・・・。
芙実は深く考えるのはよそうと頭を振った。
木曜日のライブが終われば、それで終わりなのだ。
きっとまた、’ただの職場の人’に戻れるのだから・・・・・・・。