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女ざかりの恋の音色は
第7章 締め付けられる心
会議室を出たすぐが大きなフロアになっていて、当然みんな仕事をしている最中だ。
いつ次の会議をする人たちが入ってくるかわからない。
芙実は理志の胸を押して身体を離した。
小声で理志を嗜める。
「・・・・・・やめてください!」
「リーダーと何、イチャイチャしてたの」
「イチャイチャしてません!」
「しー。聞こえちゃう」
黙った唇に再び舌がねじ込まれた。
チュ・・・・・・チュ・・・・・・
(もう・・・・・・・!)
理志は付き合い始めてから職場でも隙あらばキスしてくる。
蒼井ー!という誰かの声が聞こえてギクリとするが、理志は平然とキスを続ける。
芙実は顔をグイっと横に向けて唇を離し、両手で口をガードするように隠した。
理志はめげずに目の前に差し出された状態になった芙実の耳たぶを口に含んだ。
「!!!」
ヌル・・・・・と、温かな舌がれろれろと耳たぶを舐める。
声を一生懸命耐える。資料を持つ手に力が入り、歪んでしまっている。
「~~~~~~~ッ!!」
耳たぶをチュゥ・・・・・と吸い、軽く噛む。芙実は首筋がゾクゾクして声を上げてしまいそうになった。
「・・・・・・今日の送別会、来る?」
理志が耳元で囁き声で尋ねた。
女性社員が寿退社するので、今日の夜送別会をするのだ。
芙実は無言で頷いた。普段の飲み会は参加しないが、芙実がこの会社に来た当初、色々教えてくれた女性だったので、参加することにしていた。
「その後、俺の家くる?」
「・・・・・・・・」
芙実は本心ではまだ心の準備が出来ていなかったが、今のこの状況をすんなり終わらせるためにもう一度頷いた。
理志は満足気に微笑むと、頬にキスして芙実を解放して出ていった。
(うう・・・・・・。どうしよう・・・・・・。まだ一週間だよ?)
今日は金曜日だ。家に来るかという問いは、つまり泊まるかということだ。
芙実はどんな下着だったっけと思いながら、理志とそういう関係なるのかと胸をドキドキさせていた。
亜里沙にメッセージを送る。
『師匠、まだ一週間しかたってないのに、お泊りに誘われました。どうしよう!』
『最初から逝きまくるのは引かれるから、我慢して、足りない分は奴が寝てから一人でしろ』
(違う!そういうことじゃない!)
悶えていると会議室を使う次のメンバーが入ってきた。
芙実は急いで席に戻った。
いつ次の会議をする人たちが入ってくるかわからない。
芙実は理志の胸を押して身体を離した。
小声で理志を嗜める。
「・・・・・・やめてください!」
「リーダーと何、イチャイチャしてたの」
「イチャイチャしてません!」
「しー。聞こえちゃう」
黙った唇に再び舌がねじ込まれた。
チュ・・・・・・チュ・・・・・・
(もう・・・・・・・!)
理志は付き合い始めてから職場でも隙あらばキスしてくる。
蒼井ー!という誰かの声が聞こえてギクリとするが、理志は平然とキスを続ける。
芙実は顔をグイっと横に向けて唇を離し、両手で口をガードするように隠した。
理志はめげずに目の前に差し出された状態になった芙実の耳たぶを口に含んだ。
「!!!」
ヌル・・・・・と、温かな舌がれろれろと耳たぶを舐める。
声を一生懸命耐える。資料を持つ手に力が入り、歪んでしまっている。
「~~~~~~~ッ!!」
耳たぶをチュゥ・・・・・と吸い、軽く噛む。芙実は首筋がゾクゾクして声を上げてしまいそうになった。
「・・・・・・今日の送別会、来る?」
理志が耳元で囁き声で尋ねた。
女性社員が寿退社するので、今日の夜送別会をするのだ。
芙実は無言で頷いた。普段の飲み会は参加しないが、芙実がこの会社に来た当初、色々教えてくれた女性だったので、参加することにしていた。
「その後、俺の家くる?」
「・・・・・・・・」
芙実は本心ではまだ心の準備が出来ていなかったが、今のこの状況をすんなり終わらせるためにもう一度頷いた。
理志は満足気に微笑むと、頬にキスして芙実を解放して出ていった。
(うう・・・・・・。どうしよう・・・・・・。まだ一週間だよ?)
今日は金曜日だ。家に来るかという問いは、つまり泊まるかということだ。
芙実はどんな下着だったっけと思いながら、理志とそういう関係なるのかと胸をドキドキさせていた。
亜里沙にメッセージを送る。
『師匠、まだ一週間しかたってないのに、お泊りに誘われました。どうしよう!』
『最初から逝きまくるのは引かれるから、我慢して、足りない分は奴が寝てから一人でしろ』
(違う!そういうことじゃない!)
悶えていると会議室を使う次のメンバーが入ってきた。
芙実は急いで席に戻った。